ハイレベル化学 理論化学/理論・無機化学/有機化学
Tue, 27 Dec 2022 18:01:02 JST (698d)
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講座情報
- 講座コード:2845(理論化学)・2855(理論・無機化学)・2864(有機化学)
- 担当講師:鎌田先生
- 収録年度:2013年度
- 授業回数:90分*60回(理論化学、理論・無機化学、有機化学が各20回)
- 確認テスト:30回(理論化学、理論・無機化学、有機化学が各10回)
- 講座修了判定テスト:3回(理論化学、理論・無機化学、有機化学が各1回)
- レベル:7~9
- キャッチコピー:難関大に対応できる実戦力を養成します
- 対象学年:高3・高卒生
- 講座の対象:難関大合格を目指し、化学の総合的実戦力を高めたい生徒
- 講座の目標:難関大入試に対応できる高度な実戦力を身につける
- 学習項目:
- 2845 理論化学 ○結合論 ○化学量論 ○熱化学 ○気体 ○溶液 ○反応速度 ○化学平衡(電離定数と溶解度積は理論・無機化学で扱う)
- 2855 理論・無機化学 ○酸・塩基○酸化還元○電気化学○無機化学
- 2864 有機化学 ○有機化学(天然有機化合物、合成高分子化合物を含む)
- 学習内容:「化学基礎」と「化学」の全範囲を体系的に理解し、難関大入試に対応できる力を身につけるための講座です。入試問題をどのように解くかということだけでなく、身につけなければならないことは何であるかということを丁寧に解説します。
- 受講上の注意:化学を全く学習していない場合は、高等学校対応講座などで一通り学習してから受講することを推奨します。
- 必須講習講座:なし
- 事前受講講座例:高等学校対応 化学基礎、高等学校対応 化学
- 予習の仕方:未記載
- 復習の仕方:未記載
- 講座の構成:
- 理論化学
講数 内容 第1講-1 化学の基礎 第1講-2 化学量論 第2講-1 構造論(1)(電子配置と周期表) 第2講-2 構造論(2)(原子の化学的性質) 第3講-1 構造論(3)(化学結合、混成軌道) 第3講-2 構造論(4)(分子の極性、分子間相互作用、固体の分類) 第4講-1 構造論(5)(金属結晶、分子結晶) 第4講-2 構造論(6)(共有結合の結晶、イオン結晶) 第5講-1 反応論(熱化学) 第5講-2 反応論(反応速度) 第6講-1 反応論(化学平衡) 第6講-2 状態論(気体) 第7講-1 状態論(混合気体、気体反応、圧平衡定数) 第7講-2 状態論(気液平衡と蒸気圧) 第8講-1 状態論(測定実験、状態図) 第8講-2 状態論(溶解、濃度、固体の溶解度) 第9講-1 状態論(分配平衡、気体の溶解度とヘンリーの法則) 第9講-2 状態論(蒸気圧降下、沸点上昇) 第10講-1 状態論(凝固点降下、浸透圧) 第10講-2 コロイド - 理論・無機化学
講数 内容 第1講-1 酸・塩基(1) 第1講-2 酸・塩基(2) 第2講-1 酸・塩基(3) 第2講-2 酸・塩基(4) 第3講-1 酸化還元(1) 第3講-2 酸化還元(2) 第4講-1 酸化還元(3) 第4講-2 電気化学(1) 第5講-1 電気化学(2) 第5講-2 電気化学(3) 第6講-1 イオンの反応(1) 第6講-2 イオンの反応(2) 第7講-1 イオンの反応(3) 第7講-2 無機化学実験(1) 第8講-1 無機化学実験(2) 第8講-2 元素別各論(1族、2族) 第9講-1 元素別各論(3族~10族) 第9講-2 元素別各論(11族~13族) 第10講-1 元素別各論(14族、15族) 第10講-2 元素別各論(15族(P)~18族) - 有機化学
講数 内容 第1講-1 有機化学の基礎 第1講-2 異性体(1) 第2講-1 異性体(2) 第2講-2 炭化水素(1) 第3講-1 炭化水素(2) 第3講-2 炭化水素(3) 第4講-1 アルコール 第4講-2 カルボニル化合物 第5講-1 カルボン酸とアミン 第5講-2 エステルとアミド 第6講-1 芳香族化合物(1) 第6講-2 芳香族化合物(2) 第7講-1 芳香族化合物(3) 第7講-2 天然有機化合物(1) 第8講-1 天然有機化合物(2) 第8講-2 天然有機化合物(3) 第9講-1 天然有機化合物(4) 第9講-2 天然有機化合物(5) 第10講-1 合成高分子化合物(1) 第10講-2 合成高分子化合物(2)
- 理論化学
この講座について
理論化学、理論・無機化学、有機化学の3講座に分かれており、料金は3講座分。テキストはかなり分厚い。
旧帝大や早慶上智といった超難関大志望者のための講座。
最終的にはかなりのレベルまで到達するが、基礎の基礎からじっくり解説なさるので初学者でも(たぶん)大丈夫。鎌田先生の師匠的な存在である石川正明著の『新理系の化学』などの参考書などで理解を深めるのもよし。
授業は根本的な事項を体系的に解説し、1~2問の入試標準レベルの問題演習をする。
テキストは3講座合計871ページ(理論化学:277ページ、理論・無機化学:285ページ、有機化学:309ページ)あり、練習・演習問題合わせて320問(練習問題:248問(理論化学:79問、理論・無機化学:85問、有機化学:84問)、演習問題:72問(理論化学:32問、理論・無機化学:20問、有機化学:20問))と非常に量があるが、これで完結すると考えれば楽なものではないだろうか。しかし、大変な量であることには変わりないので早めの受講をおすすめする。(確認テストや修了判定テストはテキストの問題まんまなので、受講は割と早く進む。)
現行のハイレベル化学、Doシリーズとの違いは、特に理論化学において、化学平衡について先に説明し、各反応の論へと入っていくため(気液平衡・固液平衡・酸塩基平衡など)、深く理解しながら進めることができる点であろう。
※高校化学においては珍しい構成となっているため注意が必要。