通期講座について のバックアップ(No.1)


  • &size(20){はじめに}

&size(20){担任の口車に乗せられてアホみたいに講座を取り過ぎないようにすること!}

相手は面談で危機感を煽っていかにも「講座をたくさん取らないと受からない」ような気にさせてから10~15講座ほど提案してくる→授業料100万円突破。どっひぇー!という事態を引き起こす勧誘のプロである。「必要な講座しか取らない!」という気持ちを強く持って面談に臨もう。担任は普段親しく接してくるので、断り方などで悩んでしまうかもしれないが結局のところ相手は一企業の回し者。すっぱり断ってしまっても問題ない。しかしそれでも執拗に迫ってきたら、「この講座以外を取ることになるなら東進辞めます」と断言してもいいかもしれない(筆者はこれで乗り切ったが、他の人が必ずしもうまくいくとは限らないので注意)。
また親が担任の口車に乗せられたという被害報告も多いので注意が必要(地域にも依るかもしれないが、料金表等を生徒が持ってくる日に担任から親に電話がかかってきて、生徒が家に帰る前に親が洗脳されているというケースもある)。
(例)
―担任による危機感を煽る演説―
担任「それじゃあこれとこれと...来年は計15講座になりますねー」
生徒「えっ、(講座の復習とか参考書もやらなアカンし)そんなにいらないっす」
洗脳された親「アンタこのままやと危ないのに講座少なくしたら受かるわけないやろ!......それでお願いしますっ」
担任「分かりました(にっこり)」
生徒「......」

&font(red,20){パンフレットのレベル表示はまったくあてにならないので、絶対に体験授業を受けてから講座を決定すること!}

在宅受講コース以外の生徒は、全講座(講習除く)の第1講・第5講・第10講・最終講の受講&テキストの閲覧が無料でできるので、ここで自分と講師の相性や講座の難易度を判断しよう。体験授業を受けさせてくれない校舎は間違いなくブラック。今からでも遅くないので校舎を変えることを勧める(ただしフランチャイズ系列が同じ校舎の場合、移動先も同じの可能性もあるため慎重に)。
東進は1講座から受講できるので、他の予備校との掛け持ち(英数は鉄緑会に任せつつ、現代文と地歴は東進で補うなど)も効果的。ただし「他の予備校との掛け持ちを検討している」と担任に告げると、多くの場合「東進に一本化しようよ!その方が絶対にいいよ!」と執拗に迫ってくるので注意。

  • &size(20){講座数の目安}
    講座数の目安は一科目につき1,2講座程度が無難。全体では普通なら6講座くらい、多くても8講座くらいまで。一部の講座は1講座で2、3講座分のものもあるので注意が必要。少ないように見えて実は多く、値段も高いので担任はそれを使って儲けようとする。

パンフレットには取りたい講座が沢山あるように見える上、担任は10講座以上取るように迫ってくるが、相当苦手な科目でない限り一つの科目で3講座以上は取らないほうがよい(特に科目数の多い国公立志望生)。予習&復習のサイクルが回らなくなって死ぬ、演習に入っておきたい秋~冬になっても大量の講座が残っているという悲惨な状況を招きかねない。特に一部のハイレベルな講座(『数学ぐんぐん』や『数学の真髄』、『ハイレベル物理』や『現代文記述・論述トレーニング』など)は非常に密度が濃く、繰り返し復習しないと中々身につかない事と、講座の復習は基本的に冬以降へ持ち込むべきでない事、参考書や過去問による演習も必要であることを踏まえるとあまり多くの講座は取れないはず。多く取るよりは1つの講座を極めたり参考書などで演習をした方が絶対に良い。

悪徳担任のなかには、一科目で4~6講座を勧めてくる猛者もいる(『高校対応数学』『センター試験対策数学IAIIB(70%突破) 』『受験数学(基礎)』『受験数学(応用)』をまとめて提案されたらしい。一年でこんなに受講できるかい!)ので注意。だが、数学特待の人は多めに講座程度は取ってもいいかもしれない
またセンターでのみ必要な科目や、進学校に通っていて学校の授業が信用できる科目は自習で済ませた方が費用面でも時間面でも得。
又これは特に数学に言える事だが、ある程度理解力があれば高等学校対応等で基礎を固めたらしばらくは(具体的には大吉以外の受験数学応用位まで)授業を取らないで参考書を独習した方が時間・費用ともに得である。(これも数学特待は講座を取った方がいいかもしれない。ただし、受験数学の受講は勧めない)

  • &size(20){講座の選び方}
    取る講座の選び方は
    各科目の自己学力の正確な把握と課題設定課題克服方法の検討講座選択
    の流れが基本。
    簡単に言えば「自分のレベルと志望校に合った講座を取る」ということ。
    志望校から逆算し、「どの時点」で「どんなことが出来ているべきなのか」を考えてそのレベルと現在の自分の「ギャップ」を埋めるためにあるのが講座であり、大きく言えば勉強である。
    例えば阪大経済学部志望の骨川くんが『東大対策数学[IA/IIB] -中級から上級そして超上級へ-』を取るのはオーバーワークであるし、東大理3志望で帰国子女の出木杉くんが『有名大突破』を取るのは全くの無駄である。

だいたいテキストの50%くらいは自力で解けそうな問題が並んでいる講座を取るのが良い場合が多い。結果として予習の段階で自力で解けてしまっても授業で改めて発見することは多く、この体験が確実に実力を底上げする。よって、実力不相応に難しい問題ばかりをこなすより労少なくしてはるかに得るものが多い。
テキストの30%くらいは自力で解けそうな講座を受講することを「やや難しい講座にチャレンジする」といい、受講する価値のあるのはせいぜいここまで。一見してまったく解けそうもない問題ばかり並んでる講座は、そのテキストに対して自分がどの程度およびでないかすらも分からないので、無理して受講するのは時間の無駄。(ただし、数学の真髄やハイレベル物理等、一般的でない考え方を用いて解説する授業はその限りではない。)
またテキストの80%以上は自力で解けそうな講座は、受講してもほとんど得るものが無いのでこちらもまた時間の無駄であろう。

  • &size(20){講座受講のペース}
    一週間の受講数の目安は(科目数×2)講くらいが妥当か。やる気に任せて週に10講も15講も受講しまくって消化不良に陥ったり、やる気が無いので受講をサボり講座を貯める生徒が毎年続出する。かなり自己管理が出来る人でないと東進ではやっていくのはキツイので気持ちをしっかり保とう

生徒の合格よりも校舎の成績を重視する悪徳担任は、あたかも講座を受ければ成績が上がるかのように謳って週に10講以上の受講を強制してくるが、そんなに受講すると間違いなく予習復習が追い付かなくなって死ぬ。闇雲に受講しまくるのではなく、十分な準備学習により授業での理解能率を高め(=予習)授業で深まった理解を十分な自習により定着させつつその実践性を高めていく(=復習)ことが成績アップには必要不可欠である。
またあくまで一つの案としてだが、予習受講復習を1日ずつ行い3日で一講進めるというのを一日分ずつずらして3講座を同時並行で毎日受講するのが受講ペースと充実度に折り合いをつけた最大効率かもしれない。(もちろん講座修了後も復習すること前提だが。)

2020年の4、5月は国から緊急事態宣言が出ており、生徒のほぼ全員が自宅で受講することになっている。そのため担任から「時間があるから毎日4コマ受講いけるよ!」みたいなことを言われる校舎もあるみたいだが、どう考えてもやりすぎ。そういう校舎は黒である可能性が高い。どれだけ時間があっても一日1、2コマ、最大3コマまで受けるようにしよう。

  • &size(20){おすすめ講座(簡易版)}
    以下に実際に受講した生徒から特に評判の良い講座(このwiki内では神の講義、GODと称される講座)を並べる。具体的な説明はおすすめ講座を参照されたい。

英語

  • &size(20){西きょうじの飛翔のための英文読解講義(応用)}
  • &size(20){西きょうじの飛翔のための英語表現(応用編)}
  • &size(20){難度別システム英語 構文編4(福崎伍郎先生)}

数学

  • &size(20){&link(東大対策数学[1・A/2・B]-中級から上級そして超上級へ-){東大対策数学[1・A/2・B]-中級から上級そして超上級へ-}}
  • &size(20){&link(数学ぐんぐん[基本編]){数学ぐんぐん[基本編]}}
  • &size(20){&link(数学ぐんぐん[応用編]){数学ぐんぐん[応用編]}}
  • &size(20){&link(微積もぐんぐん[理系微積分+α]-基本編-){微積もぐんぐん[理系微積分+α]-基本編-}}
  • &size(20){&link(微積もぐんぐん[理系微積分+α]-応用編-){微積もぐんぐん[理系微積分+α]-応用編-}}
  • &size(20){数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART1/PART2}

現代文

古文・漢文

小論文

物理

  • &size(20){高等学校対応 理系物理の基礎}
  • &size(20){トップレベル物理1・2}

化学

  • &size(20){ハイレベル化学 PART1/PART2}
  • &size(20){ハイレベル化学 理論化学/理論・無機化学/有機化学}

生物・地学・理科基礎

  • &size(20){ハイレベル生物 Part1/Part2}

世界史

日本史

地理

公民