東大特進コース 概要 のバックアップ(No.25)


東大特進コースとは?

  • 東大特進コースとは、東進ハイスクールが東大志望の現役生を対象として実施する、短期集中型の特別コースである。短期集中型ならではの密度の濃い授業が展開される。(浪人生は対象外)。
  • 授業の内容は東大対策に特化している。基本をより深く正確に理解したり、重要な考え方や解法を学んだり、その後の学習の方向性を示したりする授業が行われる。授業後には講師に質問に行くことができる。(あの林先生と喋れる)。
  • 東大特進コースは新年度プレ講座および第Ⅰ〜 Ⅵ 期講座の全7タームからなり、各々の開講時期はおおむね次のとおりである。(多少前後する場合もある)。
     2月・3月 新年度プレ講座
     3月・4月 第Ⅰ期講座
     5月・6月 第Ⅱ期講座
     7月・8月 第Ⅲ期講座
     9月~11月 第Ⅳ期講座
     12月・1月 第Ⅴ期講座
     1月・2月 第Ⅵ期講座
  • 各タームの中で各科目の講座が行われる。(ターム名に「講座」とついているので非常にややこしい。東進の資料の中でも「講座」という用語が、タームの方を指していたり、各科目の講座を指していたりと、混用されていることがあるため、文脈から意味をよく判断すること)。
  • 各講座は、東京、大阪、名古屋の東大特進コース専用校舎(旧称:東進リーダー塾)または貸会議室においてライブ形式で行われる。また、同一内容の映像授業がt-podで配信され、全国の東進の校舎で見ることができる。(ただし、ライブ授業のみの講座や、映像授業のみの講座もある)。

料金、その他サービス

  • 東大特進コースの入会金は、ハイスクール生および衛星予備校生の場合は無料、それ以外の場合は税込11000円。授業料は講座毎に異なり、大体10000〜50000円。また、授業料とは別に教材費が発生し、1講座につき2750~4290円 (添削付の講座は3800〜78xx円) かかる。
  • 東大特進コースには、授業料免除の特待生制度がある。制度の概要および認定基準はこちらのページで説明されている。東大特進コースへの入会を考えるようなレベルの学生は、多くの授業をタダで受けられる制度設計になっているため、広告宣伝生だと思って奮って参加しよう。
  • 東大特進生は授業料免除だけでなく、後述のような学習環境、提供サービス、再現答案などでのキャッシュバックや、破格のバイト料なども込みで考えれば、無料を通り越えてお釣りがくるレベルになる。まさに至れり尽くせりである。なお、東大特進コースの運営によって生じる損失分は、すべて一般の東進生の払っている高い授業料に上乗せされている。ちくしょう。
  • 東大特進コース生は、渋谷校、御茶ノ水校、大阪校にある東大特進コース専用校舎の自習室を利用できる。座席は全てブース型の個別席で、通常の校舎よりも広い机と照明が設置されている。現役東大生スタッフ(後述)が在中しており、質問・雑談などが可能。自習室はすいていることが多く、うるさいDQNなどもいないため、基本的に快適である。特に渋谷の自習室は神。
  • 東大に合格すると、合格祝賀会(よく広告でよく見る全体写真を撮る会)に参加できる。交通費は往復分全額支給され、歓談・立食パーティーや東大生スタッフによる入学後相談会、提携不動産会社による住まい探しのサポート(優良物件の紹介)などが受けられる。また、お祝い金として、参加するだけで10000円、再現答案まで書くと35000円の図書カードがもらえる。他の予備校の再現答案は5000〜7000円くらいなので破格である。また、得点開示も提出すると2000円追加。
  • 東大特進コースでは、同コース出身の現役東大生スタッフによるチューター制度を設けている。生徒1人に対しチューターが1人つき、ちょくちょく「調子どう?」みたいな電話がかかってきたり(東京のみ?)、希望すれば学習相談や添削指導を受けることができる。(ちなみに、バイト料もチューター給としては破格である)。
  • 欠席フォローの制度もしっかりとしている。授業には現役東大生スタッフが出席してノートを取っており、電話などで頼めば欠席した授業分のノートのコピーがもらえる(郵送してもらう場合は送料が必要)。この制度を利用すれば、沖縄在住の島袋君が、わざわざ内地まで行かなくても、ライブ授業しか開講していない講座のエッセンスを入手することが可能。(ただしノートのコピーをゲットできるのは申し込んだ講座のもののみなので注意)。また、添削付のライブ授業に万が一出席できなくても、後日御茶ノ水校のスタッフに渡せば添削してくれる。
  • 現役東大生スタッフが勉強会を開いており、無料で参加することが出来る(東京のみ)。理系対象の「センター社会攻略!」や文系対象の「日本史記述演習」など、豊富なラインナップが用意されている(東京でのみ開催)。苦手科目の克服やアウトプットの訓練、合格後を見据えた女子大生との会話の練習の良い機会なので日程が合えばどんどん参加しよう(しつこいようだが東京でのみ開催)。
  • 御茶ノ水校のチューターがブログを書いている。受験勉強や入試本番のアドバイスだけでなく、東京大学の入学後の雰囲気や内部事情なども載っている。
  • 大阪校では(女子を知らない)灘高生が群れており、公立高生はもれなくぼっち。
  • 東進の講師だけでなく、灘や開成といった超進学校の講師の特別講座も設けている(東京:古典、大阪:古典・化学)。
  • 所属校舎との連絡はあまり頻繁には取っていない模様(というか、東大特進コースの存在を知らないスタッフも多い)

講座の区分けについて

2018年度より、講座の区分が変更された。
春期集中講座→第Ⅰ期講座
前期集中講座→第Ⅱ期講座
夏期集中講座→第Ⅲ期講座
秋期特別講座→第Ⅳ期講座①
秋期集中講座→第Ⅳ期講座②
秋期テストゼミ→第Ⅳ期テストゼミ
冬期集中講座→第Ⅴ期講座
直前集中講座→第Ⅵ期講座
直前テストゼミ→第Ⅵ期テストゼミ

開講時期は大体以下の通り(再掲)。講師のスケジュールによって、第1講や最終講が前後1月ほどずれることもある。なお2020年度は新型コロナウイルスの影響でスケジュールが大幅にずれている。詳細は公式ページを参照のこと。
2月・3月 新年度プレ講座
3月・4月 第Ⅰ期講座
5月・6月 第Ⅱ期講座
7月・8月 第Ⅲ期講座
9月~11月 第Ⅳ期講座
12月・1月 第Ⅴ期講座
1月・2月 第Ⅵ期講座

開校校舎

  • 御茶ノ水校
    • JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口より徒歩2分。
    • 周辺には東京医科歯科大学や明治大学をはじめ多くの大学の他、駿台予備学校や関連学校の校舎が存在する。不安や憧れで気をとられずに勉強に専念しよう。
  • 渋谷校
  • 新宿校
    • 浪人生専用校舎である新宿本科を間借りして行われる。6階と9階にある教室は、東大特進の中では最大規模の200人収容可能。なお9階のみ映像収録が可能だが、特進では使われていない(本科のライブ授業収録用)。
  • 横浜校
  • 名古屋校
  • 大阪校
    • かつては梅田スカイビルの貸会議室などを利用して授業が行われていた。現在は東大特進専用校舎の大阪校で行われている。