東大特進コースとは?
- 東大特進コースとは、東進ハイスクールが東大志望の現役生を対象として実施する、短期集中型の特別コースである。短期集中型ならではの密度の濃い授業が展開される(浪人生は対象外)。
- 授業の内容は東大対策に特化している。基本をより深く正確に理解したり、重要な考え方や解法を学んだり、その後の学習の方向性を示したりする授業が行われる。対面授業では、授業後には講師に質問に行くことができる。
- 東大特進コースは新年度プレ講座および第Ⅰ〜 Ⅵ 期講座の全7タームからなり、各々の開講時期はおおむね次のとおりである(多少前後する場合もある)。
2月・3月 新年度プレ講座
3月・4月 第Ⅰ期講座
5月・6月 第Ⅱ期講座
7月・8月 第Ⅲ期講座
9月~11月 第Ⅳ期講座
12月・1月 第Ⅴ期講座
1月・2月 第Ⅵ期講座・直前テストゼミ
- 各講座は、東京、大阪、名古屋の東大特進コース専用校舎(旧称:東進リーダー塾)または貸会議室においてライブ形式で行われる。
料金、その他サービス
- 東大特進コースの入会金は、ハイスクール生および衛星予備校生の場合は無料、それ以外の場合は税込11000円。授業料は講座毎に異なる。また、授業料とは別に教材費が発生し、ほとんどの講座では1講座につき1540円 (添削付の講座は3080円~) かかる。
- 東大特進コース生は、渋谷、御茶ノ水、大阪にある東大特進コース専用校舎の自習室を利用できる。座席は全てブース型の個別席で、通常の校舎よりも広い机と照明が設置されている。現役東大生スタッフ(後述)が在中しており、質問・雑談などが可能。自習室はすいていることが多く、うるさいDQNなどもいないため、基本的に快適である。特に渋谷の自習室は神。
- 東大特進コースでは、同コース出身の現役東大生スタッフによるチューター制度を設けている。生徒1人に対しチューターが1人つき、ちょくちょく「調子どう?」みたいな電話がかかってきたり(東京のみ?)、希望すれば学習相談や添削指導を受けることができる。
- 欠席フォローの制度もしっかりとしている。授業には現役東大生スタッフが出席してノートを取っており、電話などで頼めば欠席した授業分のノートのコピーがもらえる(郵送してもらう場合は送料が必要)。また、添削付のライブ授業に万が一出席できなくても、後日御茶ノ水校のスタッフに渡せば添削してくれる。
- 現役東大生スタッフが勉強会を開いており、無料で参加することが出来る(東京のみ)。理系対象の「センター社会攻略!」や文系対象の「日本史記述演習」など、豊富なラインナップが用意されている(東京でのみ開催)。苦手科目の克服やアウトプットの良い機会なので日程が合えばどんどん参加しよう。
- チューターがnoteを書いている。受験勉強や入試本番のアドバイスだけでなく、東京大学の入学後の雰囲気や内部事情なども載っている。
- 東進の講師だけでなく、灘や開成といった超進学校の講師の特別講座も設けている(東京:古典(終了済)、大阪:化学)。
- 所属校舎との連絡はほとんど、というかまったく取っていないようだ。
開校校舎・会場
- 御茶ノ水校
- JR御茶ノ水駅御茶ノ水橋口より徒歩2分。
- 周辺には東京医科歯科大学や明治大学をはじめ多くの大学の他、駿台予備学校や関連学校の校舎が存在する。不安や憧れで気をとられずに勉強に専念しよう。
- 自習室のほか、2つの授業用教室がある。
- 東大特進関係の申込書や添削答案は、東大古文の添削を除きすべて御茶ノ水校に送付することになっている。
- おそらく東大特進コースの本部として機能している校舎である。
- 渋谷校
- JR等渋谷駅西口より徒歩5分。
- 自習室と授業用教室が1部屋ずつある。
- 新宿会場
- 浪人生専用校舎である新宿本科を間借りして行われる。6階と9階にある教室は、東大特進の中では最大規模の200人収容可能。なお9階のみ映像収録が可能だが、特進では使われていない(本科のライブ授業収録用)。
- このため「東大特進コース 新宿校」は存在せず、新宿本科の自習室も使用できない。
- 2023年度の途中から東大特進コースの会場として利用されなくなり、御茶ノ水校と渋谷校に集約されている。
- 名古屋会場
- JR名古屋駅から徒歩5分、近鉄・名鉄名古屋駅から徒歩2分の貸会議室「AP名古屋」で開催される。
- 東大特進コースとしての名古屋校は存在しない。このため、使用可能な自習室もない。
- 大阪校
- JR大阪駅・大阪メトロ梅田駅から徒歩5分、阪急梅田駅から徒歩2分。
- かつては梅田スカイビルの貸会議室などを利用して授業が行われていた。
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