吉原 修一郎 のバックアップ(No.19)


吉原 修一郎(よしはら しゅういちろう)先生は、東進ハイスクール数学科講師、駿台予備学校数学科講師、東大進学塾エミール講師、元SEG講師。

人物

兵庫県高砂市出身。岡山白陵高等学校卒業。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。なお東進に完全移籍ではない。引き続き駿台にも在籍する。
Twitterの【過去問を問いている受験生へ】シリーズは受験生必読。

2021年2月16日より東進の公式ページの講師紹介に掲載されている。

理数系に強いと言われる駿台数学科の若手NO.1の人気実力講師で、その実力は駿台総本山のお茶の水校にて最上位クラスを任されるほど。その評価の高さはお茶飲みwikiに詳細がある。

以下、そこから有用な情報を抜粋する。(東進での講座が充実してきたら消してください)

  • 「なぜ、このような発想をするのか?」の解説に徹底的にこだわった授業をなさり、とても分かりやすい。
  • どの分野でもわかりやすく教授し、どれも師の真骨頂だと感じるほど質が高い。
  • 声量も大きく聞き取りやすい。
  • 板書はカラフルではないが丁寧、詳細で分かりやすく復習もしやすい。
  • 生徒が間違いそうな場面では時間をとり考えさせる。
  • このような双方向的な授業のため記憶に残りやすい。50分があっという間に過ぎてしまう。
  • 若くして3号館の高3Sαやスーパー東大理系・文系全てのクラスを担当する実力講師。若手数学科講師の中でも駿台らしさが強い正統派講師であり、夏期講習が締め切られるほどの、次世代数学科講師筆頭である。
  • 駿台講師陣の中でも屈指の(おそらく一番の)人格者である。
  • イケメン・人格者・授業が分かりやすいという具合に多分野において一流である。
  • 師の机の上にはいつも「甘いお菓子と数学書」が置かれている。最近まではガロア理論が興味の対象だったらしい。日々、勉強を怠らない姿勢は他の講師からも一目置かれているようだ。
  • 2019年度は興味の対象が算数であったようで、算数オリンピックや灘中の過去問が置かれていた。もちろん、甘いお菓子も置かれていた。
  • SEGでは雲幸一郎師、雲孝夫師に個人的に大学数学科の授業を見てもらっていたらしい。
  • このようにただものではない雲兄弟に才を見出され直接指導されていたのであるから、吉原師がただものではないほどに成長されたのも当然の結果と言える。
  • 教え子のことはよく覚えているらしい。講師室では生徒や卒業生に取り囲まれて笑顔で話す師の様子が日常である。
+  お茶飲みの掲載内容の一部

授業

  • 「なぜ、このような発想をするのか?」の解説に徹底的にこだわった授業をなさり、とても分かりやすい。
    • その為、もちろん過程で(1)(2)…の答えは出てくるが、基本的には誘導問題(1)(2)…にのらず最終設問(n)を解き切ることを意識している。
    • 雲孝夫師の教授の仕方と似ている分野がある。これは雲孝夫師に授業の仕方を指導していただいていた過去によるものかもしれない。
    • 知名度では雲孝夫師に劣るが、授業の構成能力がとても高い先生なので満足度は変わらないであろう。しかし当の本人は「孝夫さんには全く敵わないなぁ」とよく仰る。
  • どの分野でもわかりやすく教授し、どれも師の真骨頂だと感じるほど質が高い。
    以下その詳細である。
    • 特に師が輝くのは図形問題だという声がある。
      • 「初等幾何(総合幾何学)」「ベクトル(線形代数学)」「座標(解析幾何学)」の利点を活かした師の解法は無駄がなく応用が利く。
      • 理系中上位のクラスでは、さらに「複素数平面」の知識とも融合し様々な別解を見せてくれることも多い。ひとつの問題を多方面から眺める楽しさが味わえる。図形問題全般の総合力を高いレベルで身につけることができるであろう。
    • 整数の論証問題に取り組む姿勢は、数学全般に対して役に立つと感じる生徒もいる。
      • 基本的な用語の定義の確認から始まり、根拠となる定理を一つずつ確認しながら進めていき、わかりやすい。
    • 場合の数・確率では、初歩的ではあるが「書き出すこと、実験すること」の重要性を強調する。
      • そして遷移図などを利用して、どの事象に注目すべきか、どこから考えていくのかという発想の根拠を明確にされる。参考書などでは1行で済まされてしまう、しかし、その発想がどこから出てきたのかが不明瞭な部分を丁寧に解説して下さる。
      • 遷移図やベン図を用いた鮮やかな解答を紹介する一方、場合によっては根気で全て数え上げて正解に辿り着こうとする姿勢も重要と仰る。
      • 「全部頑張って数え上げて書き出す。それでももちろん○です」
    • 数Ⅲの極限の説明も見事である。
      • 問題の背景や、極限計算の意味をビジュアルとともに解説してくれるので非常にわかりやすい。
    • 定積分の計算に関する説明も非常に明解である。
      • 特に置換積分法の説明の論理性は目を見張るものがある。
      • その他、部分分数分解の必然性や、定積分の平行移動不変性など受験に役立つ知識をこれでもかというぐらいに教えて下さる。
      • その一方で、区分求積法による定積分の定義から微積分の基本定理に至るまで、感覚や図でごまかすことのない厳密な論理による証明もする。
    • ベクトルの説明は「ベクトルをなぜ学ぶのか、その効果は?」「内積はなぜあのように定義されているのか?」など生徒が根本的に知りたいこと事柄まで立ち戻り深く教えて下さる。
    • 数列の授業では等比数列の和の公式を例にあげて、公式に当てはめて解く弊害を強調される。
      • 一方で、漸化式の初手など覚えておくべき定石があることも強調される。
    • 複素数平面では「複素数平面の言葉で考えること」を強調される。
      • 初回の授業で、記号の定義と性質を簡潔に述べ、それらだけを用いて授業を組み立てて下さるため、未修者や初心者にとっては大変ありがたい。師本人もこの単元はお気に入りのようである。
    • 多変数関数の最大最小問題(§3に掲載)の取り組み方が極めて明瞭である。
      • 一文字固定法(予選決勝法)や逆像法(逆手流)などの方法をいくつかのカテゴリーに分類し、問題毎に最適な方法を生徒と一緒に考えていくというスタイルをとる。
      • 「この問題はこのパターンで解く」というありがちな授業ではなく「なぜそのように考えた方がよいのか」「複数の解法があるときどれが有利なのか」を教えて下さるため、初学者でも安心して受講でき、さらには初見の問題に対応する力も養われる。
  • 声量も大きく聞き取りやすい。
  • 板書はカラフルではないが丁寧、詳細で分かりやすく復習もしやすい。
  • 生徒が間違いそうな場面では時間をとり考えさせる。
  • このような双方向的な授業のため記憶に残りやすい。50分があっという間に過ぎてしまう。
  • 解説に無駄がなくテンポよく授業が進む。
  • 世で言う一般的な解法より明快でテクニカルな解法を用いることも多い。
  • 適宜、他の講師と同様、大学範囲の内容にも触れ、数学の深い世界を紹介してくださる。
  • 「世にいう定石はほんとでしょうか?僕は自分ですべてを作り上げることから始めます。そして比較検討する。もちろん負けることもあります(笑)」
  • 問題によっては、時間の都合上後は計算だけというところまで行くと解答を途中で終わりにすることがある。もちろん自力で計算できなければ重篤なレベルなので気にすることはない。
  • クラスによって教える内容を変えている。
    • 上位クラスでは計算を割愛して、余った時間で補問の解説を行ったりする。それを期待している上位層も多い。
    • 一方で数学が苦手な生徒が多いクラスでは、場合によっては中学教科書レベルから復習して下さることも。
    • 上位クラスでは式変形を一つ一つ解説するようなことはしない、と言っている。
    • と言いつつなんだかんだで解説してくださることも多い。
  • 延長は結構する。通期でも5分少々、講習会では担当講座によっては15分程。
    授業を延長すると「みんなごめんな〜」とお詫びなさるが気にしている生徒はほとんどいないと思われる。

人物

  • 若くして3号館の高3Sαやスーパー東大理系・文系全てのクラスを担当する実力講師。若手数学科講師の中でも駿台らしさが強い正統派講師であり、夏期講習が締め切られるほどの、次世代数学科講師筆頭である。
    • これがきっかけとなり東進にスカウトされたと思われる。
  • 駿台講師陣の中でも屈指の(おそらく一番の)人格者である。
    • コレが師の人気の秘訣の1つともなっている。授業内容は言わずもがなだが、一番後ろの生徒が見にくくないか、冷房は効きすぎていないかなど、生徒を気遣う姿も師の魅力である。
    • その人柄ゆえ、教科を問わず交友関係が広い。
    • 「毎年多くの卒業生がわざわざ挨拶しに来てくれるんやけど、これほど嬉しいことはないなぁ。第一志望に行かれへんかった生徒も笑顔で挨拶しに来てくれる。もっとしてあげれることがあったんちゃうかなって、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。もっとええ授業しないとな。」…師の人となりがわかるエピソードである。
    • 2号館の講習中に「板書を消さないで下さい」の札を掲げたのにもかかわらず、授業開始後に全て消すという謎の行動をとる。その理由はなんと、用務の方が背の低い初老の女性であったために黒板を消すのが大変であろうと師が気遣ったかららしい。これは用務の方が廊下で話していたので間違いないと思われる。
  • イケメン・人格者・授業が分かりやすいという具合に多分野において一流である。
    • ある数学科の有名講師から「一流ぶるな、ほかの予備校に行け」という酷いメールが送られてきたことがあるそうだ(英語科講師談)。
    • この発言が師の東進移籍の原因であれば許されることではない。
  • 授業の初めに必ず「はい、おはようございま〜す(爽)」という
  • 質問対応が非常に良い。数学科ではトップであろう。
    • 生徒がわかるまで丁寧に教えてくれる。一部の生徒には精神安定剤的な存在として話し相手になってくれる。師と直接会話することで救われたという生徒も多い。
    • 一人ひとりへの対応が丁寧なため行列ができることもしばしば。
    • 他のセクションや他予備校の参考書でも何でも聞いて良いとのこと。
    • 他のセクションの質問をしに行くときは、「丁寧でいい説明やなぁ」と担当講師の解法を批判することはないのだが、大抵の場合、それより感動する解答が返ってくる。
    • 昼食中に質問しても、嫌な顔一つせずに答えてくれるが、質問後に弁当をこっそり温め直している姿を見ると、やはり昼食中の質問は遠慮した方が良いのかもしれない。
  • 2019年度のお茶の水校では数学研究を担当されている。
    • シンプルな発想ながらも核心を突くので、問題がいとも簡単に崩れ去っていく(雲幸一郎師に似ている)。
    • 前期教材は2週を残して終了したため、2回にわたって追加プリントによる授業を行われた。特にその2回目の内容は複素数平面に無限遠点♾を追加したリーマン球面上での一次変換がテーマで、非調和比を介して、円または直線の像がまた円または直線に写されることを幾何に頼らずに厳密に証明された。これにより九州大の問題を1分で解いてみせた。
    • 難易度の上がった後期教材でも前期と変わらないペースで「楽しい、分かりやすい、美しい」授業をなさる。「難しいけど楽しんでいこな!」の一言で多くの生徒が勇気付けられる。
    • 「…あとは場合分けして丁寧に数えていくだけなんやけど数え間違いしやすいから集中してな。ちなみに僕は数え間違えました笑」と正直にミスを語る。予習せずに登壇し説明が止まったり板書ミスをする講師と180°異なるこのような姿も師の魅力である。
  • 師の机の上にはいつも「甘いお菓子と数学書」が置かれている。最近まではガロア理論が興味の対象だったらしい。日々、勉強を怠らない姿勢は他の講師からも一目置かれているようだ。
    • 2019年度は興味の対象が算数であったようで、算数オリンピックや灘中の過去問が置かれていた。もちろん、甘いお菓子も置かれていた。
    • どれくらい甘いお菓子が好きかというと現代文科今井愛子師がTwitterで発信している「受験生のすることシリーズ」に「甘いものを食べる」と付け加える程。
    • 一方でその出世ぶりを妬む講師もいるようである。人気講師も大変である。
    • 数学科のある有名講師からパワハラを受けたこともあるらしい。
  • 2020年8月に「教科書の基本事項の定着」を目標としてTwitterを始められた。→@yoshihara_math
    • 画像形式で問題を投稿しているのだが、画像を開くと解答が見られる使いやすい仕様になっている。
    • 数学的に興味深い自作動画も投稿されている。
    • 数学研究STの授業の参考に、グラフや点の動きを動画で投稿されているので少し見るのもありかもしれない
    • Twitter講師にありがちな宣伝や他者批判が全くないのもいかにも吉原師らしい。
    • 同僚の永島豪師のただよび退社の労をねぎらったり、若者へ向けてのメッセージを発したりと、やはり師の優しさが溢れている。
      • この師の発言が気に入らない講師から叩かれてるはめになってしまったようだ…
  • 兵庫県高砂市出身。関西弁訛りが心地よい。
    • なぜ地元の白陵ではなく岡山白陵に進学したのか謎である。
      • 灘中入試に失敗したとのこと。
  • 高校生時代はバスケットボールと初等幾何と物理入門に夢中だったらしい。
  • イケメンで既婚。お子さんも二人いらっしゃって、教育熱心なよう。
    • 講習のパンフレットの講師一覧の写真ではまさかのオールバックである。
    • 俳優の小林顕作に似ている。
    • お昼は愛妻弁当。食べ終わったら、洗って持ち帰っている。
    • 因みに息子さんと娘さんの様であり、長男が小学6年生なんだとか。
      • たまに算数の問題の解き合いをするそう。想像すると微笑ましい光景である。
      • しかし、たまに負けてしまうようである。曰く、「小ちゃい子の方が図形の問題を解くのが早かったりする」とかなんとか。喜んでいるようにも見える。
      • 算数オリンピックのファイナル問題で勝負しているらしい。お子さんの実力も相当なようである。
      • 御子息は御三家中に在学らしい。
  • SEGでは雲幸一郎師、雲孝夫師に個人的に大学数学科の授業を見てもらっていたらしい。
    • 吉原師が雲師の授業を受けるのではく、雲師が吉原師の授業をマンツーマンで見て指導していたようだ。大きな教室で、雲幸一郎師一人、もしくは孝夫師一人の前で、大学範囲の内容を講義していたのだそう。
    • 9時の授業終了後から2時間ほど行っていたらしい。守衛さんが3回呼びに来たらやめるというルールだった。
    • 幸一郎師に基礎の部分を、孝夫師に実戦的な部分を習っていた。
    • このようにただものではない雲兄弟に才を見出され直接指導されていたのであるから、吉原師がただものではないほどに成長されたのも当然の結果と言える。
    • 孝夫師のプリントに関しては「くれー!くれー!(千と千尋の神隠しに登場する蛙男風に)」とほしがっていた。
    • 本当にプリントのコピーを提供した生徒がいたらしく、大変喜ばれていた。次の週の授業で「お返し(?)」と称して、より理解の深まる内容をまとめたプリントを配ってくださった。大変珍しいことである。
    • 「孝夫先生、相変わらず読みにくい字ですよね(笑)」(もちろん冗談であろう)
    • 一方の孝夫師は授業にて「(自分のプリントを見ながら)なんやこれ見にくい字やわ〜(苦笑い)。ぼくね吉原先生に「孝夫さんの字は相変わらず読みにくい」ってよく言われるんですよ〜」と照れ隠しをしていた。
  • 社会の中では地理が一番好き。生徒にスリランカの首都は?と聞いたことがある。スリジャワルダナプラコッテと解答した生徒にスリジャワルダナプラコッテのハイフンの位置を問い、答えられなかった生徒に対して「僕はそのぐらいまでやり込んだよ」とのこと。
  • 教え子のことはよく覚えているらしい。講師室では生徒や卒業生に取り囲まれて笑顔で話す師の様子が日常である。
  • 毎年埼玉のとある公立男子校の文化祭に出没するらしい。
  • 「男性陣の皆さんは夏でも上着は枚持ってきましょう。そして寒そうにしてる女の子に貸してあげる。すると、そこから恋が芽生えたり、なんてね。、、、はい、誰も反応してくれませんね」
  • 「今日も来てくれてありがとう!」
  • 「でもいま僕が一番に伝えたいことは…みんな病気にならんといてな。毎日、笑顔で元気に過ごそう。また会えるのを楽しみにしてるよ!」
  • 「もうすぐ大学生やな。みんなからは希望しか見えへん。うらやましいなぁ」

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