用語集-は行 のバックアップ差分(No.1)


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・バックアップサービス
東進の授業・テキストについて電話やハガキ、FAXで質問することができるシステム。講師の先生に直接質問できない東進生のための救済措置。
残念ながら、記述問題や英作文の添削などはしてもらえない。

・平綴じ
本の製本方法。東進模試(記述、マークとも)、進研模試などの解答冊子がこの方法で製本されている。冊子にある程度の厚さがあるときに端から5cm程度を綴じ代として針金で留め、背表紙の部分は糊で固めてある。よって背表紙に文字を入れることが可能。厚い冊子を1冊にまとめることが出来る平綴じは、いかにも本らしい体裁を成す。ただし、針金で綴じ代を留めてあるために、目一杯冊子を180度開くことは出来ない。→駿台模試、河合塾模試は中綴じ

・貧乏揺すり
授業中や試験中に行われる芸。鼻啜り、ペン回しと並ぶ集中力ブレイカーである。
これにより集中力が高まると主張する者もいるが(徳洲会の創設者である徳田虎雄氏など)、振動が隣の席にまで伝染するので迷惑この上ない。

・不正受講
自分の取っていない授業をこっそり受講すること。
不正を行うこと自体は簡単だが(協力者と学力POSのパスワードを共有するだけ)、バレたら愛の折檻コースどころか不正アクセス禁止法違反である(実際に逮捕者も出ている立派な犯罪であるから絶対に止めよう)。
ロビーの奥で担任と話し合い、両親の呼び出し、不正受講した分の罰金、反省が見られなければ退学...。正直、受験どころではなくなるので絶対にやめよう。
「サボっている奴も結構いる中で学びたがることの何がダメなんだよ」と不服に思う人も多いが、ダメなものはダメだからダメなものはダメなのである。

・プラチカ
正式名称 河合塾 文系数学の良問プラチカ
(プラチカとはイタリア語で「プラクティス=練習」の意味)
文系の難関大志望者御用達の数学問題集。解説が丁寧なので人気がある。
あまり知られていないが理系と文系で著者が異なることにより、1A2Bは文系のほうが難易度が高い。
新数学スタンダード演習(東京出版)と人気を二分しており、プラチカのほうがやや問題が重い。

・フランチャイズ
チェーンストア店舗展開を勧める事業形式。コンビニ、ファストフードで行われている。東進衛星予備校もこの方式である。そのため、衛星予備校が隣接している場合、仮に徒歩で行ける距離であってもそれぞれの経営母体が違うため互換性が無い(=相互利用が出来ない)場合が多い。あまりに距離が近いとコンビニ同様、異なる経営母体による店舗のつぶし合いの様相を呈する。
衛星予備校がそれぞれの経営母体単位で独立していることが明らかな理由のひとつに、衛星予備校が独自で作成しているブログがあり(東進が許容していると思われる)、その校舎ごとのイベントは近隣の(徒歩数分)別の経営母体による衛星予備校校舎のイベントとは全く無関係に実施されていることがわかる(例:GWイベント、夏イベント etc...)

・プレ
代ゼミが行っている大学別の模試。
他の大学別模試と比べると受験者数が少ない。とはいっても東進よりはおそらく多い。
代ゼミプレは作成者1人により問題が作られることが多いそうで、作成者の問題作成能力による問題の質の差が激しい。
そのためかセンター模試はおかしな問題が多く、大学別模試は実際に入試で出題された問題の使い回しもあったりするなど、極一部の問題を除いて質はかなり悪い。それなのに問題的中(笑)を売り出していたりする。
実際に京大模試の英語で本文と一部問題を的中させていた(そのことをいつまでも模試解説の冒頭に書くのはどうかと)。

・ベネッセコーポレーション
妙に凝った勧誘マンガ付きのDMとオサレなCMで有名な現役生向けの通信教育事業。
センターリサーチは駿台と提携しており河合塾のよりもA判定が出やすく、受験生の自信になる。

・ペン回し
授業中や試験中に行われる芸。時折ペンが落ちて音を立てる。浪人回しとも言われる。
結構な人がやっているだろう。中にはずっと回し続けているペン回し依存症も。
様々な技があるが、一回転させるものや別の指に移動させるものが一般的。
これにより集中力が高まると主張する者もいるが実際のところ効果があるかは分からない。
しない人(の一部)にとっては貧乏揺すり、鼻啜りと並ぶ集中力ブレイカーである。隣の席で延々と回されるとうっとうしい。よく落とす下手っぴにはヘイトが溜まっているので要注意。
そもそも迷惑なので辞めよう。

・防衛医科大学校
埼玉県に存在する防衛省管轄である全寮制の医科「大学校」(大学ではない。けれど博士課程まで取れる)。
卒業後9年間自衛隊として働けば学費無料+給料が貰えるという点が学費の高い所の多い大学医学部の中で目玉となっている(余談だが私立の医学部で学費タダなのはここと自治医科大学のみ、安い所は産業医科大学で学費が計1000万ぐらいと国公立よりやや高いぐらいである)。
全寮制であり自宅から通うことは出来ず寮に入れられる(一応土日や長期休暇は外出が許されるが)ので注意。
更に自衛隊宜しく上下関係が厳しい。
一次試験の入試日程が11月と早く、医学志望者の多くにカモにされる(一次試験しか受けない生徒も多数いる)。
そのため防衛医大の入試説明会は必ずと言って良いほど満員御礼となる。
しかし難易度は高く、受験者の殆どが落ちモチベーションが下がる。逆に一次試験で合格するとモチベーションが上がる。
本気で合格したいならこの学校特有の択一式試験(いわゆるマーク型だが難易度も量も凄い)で7割5分以上取れるようにしておくと良い(落ちる人の殆どがこれの得点で行う足切りに引っ掛かって落ちるため)。
二次試験は12月中旬に埼玉県の校舎内で行われる。冬期講習を申し込む際二次試験と日程が被らないよう注意。
二次試験は実質小論文で一次試験の得点に多少点数を加点し面接+身体検査で不適格者を落とす試験だったりする(つまり大体一次試験の得点で殆ど合否が決まる)。
なお身体検査に引っ掛かるといくら点数が良くても落とされる可能性が高い(特に色覚異常は間違いなく落とされる)ので(入学校として検討している人は)受験前に受験案内の表をよく見ておくこと。
もし滑り止め校としてこの大学校を視野に入れている場合、医学部入学に拘らないのであれば、同日に入試を行い、学費がタダであり、かつランクが高い(東大理IIレベル)と防衛医大に条件が近く、自宅通いができ防衛医大に比べて規則がゆるい気象大学校を代わりに受けるのも手(気象大も倍率が高いが防衛医大ほどではない。身体検査もあるが内科検査のみ。)。

・防衛大学校
神奈川県に存在する防衛省管轄である全寮制の「大学校」。
諸外国における士官学校に位置づけされ、幹部自衛官の教育と育成を目的としている。
教育課程は学校教育法上の大学でいう学部に相当する課程として「本科」、大学院相当として「理工学研究科」「総合安全保障研究科」の3科が設置されている。
採用後は国家公務員となるため、給料+ボーナスが貰えるが公務員なのでアルバイトなどの副業は禁止されている。
一次試験の入試日程が11月と早い。
上記の防衛医科大学校同様、身体検査に引っかかると出来の良し悪しに関係なく落とされるので、受験予定の人は気をつけよう。
なお、二浪までしか受けられない。(募集要項に21歳未満の人と明記されているから)

・本科
正式名称は「東進本科」。東進の浪人生向けのコースである。
ハイスクール校舎の一部及び衛星予備校の一部に存在する。
浪人については駿台、河合の方が強いため、ここに通う人はごく少数。
ちなみに、一浪の人しか入れない。また、東進は株式会社なので、通学定期を発行できず、通学定期よりも高い通勤定期を発行することになる。(駿台、河合は学校法人なので、通学定期を発行できる)