青木 純二 のバックアップ(No.119)


青木 純二(あおき じゅんじ)先生は、東進ハイスクール数学科講師。元SEG数学科講師。

人物

神(GOD)である。北海道留萌市出身。函館ラサール高校、北海道大学理学部数学科卒。横浜市在住。ネット検索して出てくる同姓同名でアイヌ研究者の青木純二とは別人。

高校教師を経てSEG専任講師を務めた後、横浜に姉妹校のエデュカを設立。代表を務めていた。元河合塾講師。河合塾では夏期講習や冬期講習を担当していた。SEGのトップ講師だったが、経営上のトラブルでSEGと揉めていた際、東進に横取りされ引き抜かれ、2018年度より在籍している。

映像講義の他、東大現役合格ナビゲート(東大同日体験受験の解説授業)や、筑駒や開成などの生徒からなる天才頭脳集団だけを対象とするスーパーエリートコースの中1のライブ授業、2019年度からは東大特進コース、高卒本科での東大対策講座を担当している。難関大志望者には必要十分な授業を展開なさる。

学生時代に予備校や塾に通ったことはなく、参考書も使った記憶がほとんどない。自分の頭で論理を考えながら数学をやっていくうちに自然に数学の力が付いたのが正直なところだ、と特進の授業で仰っていた。誰かに教わったわけでもなく、自分で考えているうちに当たり前に見えてきたらしい。

よく長岡先生と比較されるがどちらも良い点があるため一概に優劣を決める事は出来ない。しかし、平たくいえば、長岡先生は"問題解説・問題背景"がより詳しく、付いて行く難易度が高い(中上級者向け)。青木先生は"原理・理論"の説明がより詳しくて分かりやすい(=中級者でも取り組みやすい)。 体験受講し、それぞれ自分の実力を見極めて、必要だと思う方を選択しよう。

両師とも巷の参考書や問題集での代用は極めて難しいことは言うまでもない。

ホームボタンがないiPadとApple Pencilをお使いになる。たまに調子が悪くてカクカクしていることもある。お気に入りのアプリはGoodNotes 5とGeoGebra、主に東大特進や真髄理系でお使いになられる。

以下、長岡師と青木師の授業の仕方について簡単に記述する(両師を適当に比較するために長岡先生のページも併せて読むことを推奨する)。

長岡先生青木先生も、数学の本質やロジックに正面から向き合った講義を行う。天下り的に解答を提示する「この時はこうする」といった1対1対応型ではなく、問題そのものに対しての自然な考え方を伝える講義を行う。また、両師に共通して言えることは写像や通過領域、同値性や存在条件などの高校生にとって躓きやすい分野をしっかりと扱っており、それらが身につくことが期待できる。長岡先生は様々な解答や背景を詳しく説明する分、あまり例などを用いないのに対し、青木先生は豊富な例えを使って非常に分かりやすく説明してくださる。数学が苦手でも復習に力を注げば、十分ついていけるだろう。(時間とお金に余裕があるのであれば、長岡先生青木先生の考え方・解法は両方とも身につけたい。そのため、青木先生で基本を固め、長岡先生の解説を受けつつ実践していけば鬼に金棒である。)

そのため、高級な知識はあまり教授しないものの明確な定義付けを行うために行列式や外積など指導要領範囲外の概念の説明も行う。しかし、前述のように分かりやすく豊富な例を用いた説明をなされるため心配する必要はない。師の講座ではいくら数学が得意な人でも、新しく学び直すことが多く参考書などでは代用し難いものが得られる。いわゆる「参考書では得られない考え方が深く身につく」講義である。特にベクトルや写像(突き詰めれば論理の問題である)に関してはかなりの理解の深化が図れる。師の講座全般に言える事だが、数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART1/PART2(または高3生のための数学の真髄。時間のない人はこちらを受けよう)を前提として講義が展開される為、や東大特進などで師の講座を選ぶ際にはまずはそちらを受けよう。(長岡先生数学ぐんぐん[応用編]東大対策数学等でも代用できないことはないが、青木先生は差分や行列式など現行課程の高校数学では教わることの少ない概念を一部用いるため、やはり通期の真髄を受ける事が望ましい)

学生時代は野球部。学校の先生になるのが夢で教員試験を受けに行った所、合同式を使う試験が一般教養で出されたらしく、体育教師になりたかった友人は解けずに落ちたらしい。

最近kの書き方が変わった。また語尾で遊ぶようになった。

東進生からのあだ名は「青純」(なお特進の授業で師自身が「青純」と言っていた。かわいい。)

語尾のな行を高く発声しなさる。これがまた癖になる。ポケットに手を入れて授業をする姿は女子生徒からはもちろん、男子生徒もかっこいいと思わざるを得ないだろう。また非常にオシャレである(2021年度の激励メッセージではヒョウ柄の眼鏡に紫ボーダーのネクタイと黒のスーツを身に纏って登場した。通期の授業とは一風変わった凛々しさに魅了された人も多かったろう)。どんな服も着こなしてしまう(ただ縦ストライプの服は映像で見るとチカチカして気になってしまうという声もある)。短髪の時は若々しさが溢れ長髪の時は天然パーマと、どちらもカッコいい。授業の終わりには深いお辞儀をしてくれる。嬉しい(たまに時間の都合かカットされることがあって寂しい)。声も非常にいい。たまに毒舌が出る(真髄理系の指数対数では特にキレキレの毒舌が出る)のもまたいい。自然な考え方として用いなさる独特な例えもいい(擬人法では「オレ」と「ヤツ」をよく使う)。パターン暗記による間違った答案を紹介するときの中学生の答案が普通に一般高校生のレベルなのもいい。「中学生の時に習いましたね」と仰る単元がバリバリ高校範囲なのもいい(師の母校が中高一貫のためか)。チョークのついた指で髪をかきあげた際に髪が白くなったまま気付かずに授業をやり切った事があるのもいい。対面授業では、水を必ず教卓に持って行くものの授業が終わるまで一口も飲まずに持って帰るという所もいい。

娘さんがタレントをしているらしい(情報源不明)。

最初は師も一公立高校教員であった。seg時代に執筆なさった作文から(こちら)その頃の片鱗を垣間見ることができ、生徒思いの人格者であることが伺える。ただあの独特な語り口はどんな表現講座でも身につくまい

【独特な例え一部】

「メガネをかけてる人がこの中に一人しかいないからその人がマスクをしていればいい」(最近はコロナのせいで、マスクの例を使わなくなってしまった。寂しい。)

「全員マスクしてるんです。それはそれで怖いですけどねぇ…」(まさか現実になるとは…)

「こっちの道で家に帰るとオオカミに食べられてしまうとすると…」

「この自販機にはコーラはあるかなぁ~?」

「カレンダーはmod7の世界です」

「この塵はいくら積もっても塵です、山になれません」

「一次従属な街は不便な街です」

「ベクトルが1本追加されるだけでこの街は非常に活気あふれる街になった気がしませんか?」

「ベクトルは点の移動。ゴルフはベクトルの足し算ですから非常に数学的なゲームです」

「この部分は縦も横も微小なんだからゴミみたいなものです。」

「...f(x)Δx、プラスゴミ!」

「積分は蛇の撮影会です」

「カーテンを閉めて、カーテンの向こう側で蛇に動いてもらう」

「あとはFAXの送信ボタンをプチッと押して〜」

「オール青木純二に対してP(青木純二)が成り立つ」

「いまいち盛り上がらなかったあの色付き磁石を並べた回ですね(苦笑)」

「ということで、コレ札幌北海道です。」

「楕円は...木の左側にお月様ですか(ボソッ)...」

「ペケペケ計算?ぺ...ペケ計算?ペ計算?笑(←自分で笑う。かわいい。)」

「オール猫に対してP(猫)が成り立つ」

「ちょっと...見づらくてゴメンなさいね〜ちょっと...おぉ〜そうそうカメラさん...いいスタッフですねぇ...」

「ちょっと寄ってきてくださ〜い...カメラさん...おぉ〜そうそう...まだいける?...オォーッすごいすごい笑」(師とカメラさんのやりとりはいつも面白い)

「α君『僕と掛け算してください』」

「コレの体積と〜コレの体積と〜コレの体積と〜アッ、一本落ちちゃったから体積変わっちゃいましたけどね」

「のびのびサロンシップに絵を描いてグーっと引っ張る感じ。」

「ポテトチップを積分するとじゃがいもになる」

「ワタシ的にはタマネギ分割なんですけど…剥いたタマネギの皮を集めたら玉葱に戻る感じね」

(熱く語っている時に)「どういうジャガイモが通過して〜...あぁ!違う違う!ジャガイモは通過しない!(笑)」

「昨日ホームセンターで斜交座標グッズを買ってきました」

「昨日は百均でカバリエリキットを買ってきました」

「Pっていう点がこの直線を動くんです。こうピーっと。でQっていう点がこうキューっと動きます。」

「一時間で体重が二倍になる病気にかかってしまいました」

「合格したらお父さんがスイカを買ってくれる」

「チョコレートを半分にしていけば三等分出来る」

「ラプラスの贈り物...(ボソッ)」

「log,deg,arg…三羽烏(ボソッ)」

「『動く⇒撃つ』なら動かなくても撃たれるかもしれない」

「答えは...6:2:7でごわす...と」(師は北海道出身)

「こんなん暗記してる奴はアホでっせ〜」(師は北海道出身)

「晴れて同値!札幌、札幌です。」

「論外の外」

「任意の爺さんがみんな芝刈りに行く」

「電車に何回乗ってバスに何回乗ってエスカレーターに何回乗るとここにたどり着くか」

「(独特な具体例の後)このイメージですねぇ...」

【名言一部迷言

「数学は世界共通で通じる言語です。」

「こんなことも分からないでやり方だけ覚えて数学をやってる人は、もう今すぐ数学を辞めなさい。」

「この文章を読んで、意味が分かるって人は意味が分かってない人です。」

「こんなこと分からなかったら即刻クビですよ。」

「『~である』じゃない。『~となるkが存在する』です。俺が採点したら1秒で0点にします」

「こんな計算してもね?腕力は強くなっても頭は強くなんないですから」

「この辺りがねよく分かってない人の答案を見るとね、結構悲しくなりますよ?」

「〜な人は、なかなかしんどいっすよ」

「数学の、もっっとも基本的なことは何か。『かつ』と『または』です。もう断言します。」

「なぜ計算ミスをするか、計算をしているからです」実際師はめちゃくちゃ計算ミスが多い、ただミスに気づいた師の反応もまた一興

「心が離れるのは寂しい日本語ですけど(ボソッ)...」

「4+2は6ですよ確か(ボソッ)…」

「文系だから数Ⅲは死んでもやらねえぜ!って人はちょっと心が狭すぎます」

「あなたにはこの公式が当たり前に見えますか〜...?」

「覚えるだけなんてプライドが許さないぜっていう人になりましょうよ」

「数学に理系も文系もありません。数学は、数学です」

「絶対値のついた等式を両辺2乗するなんて正気の沙汰じゃないですからね。」

「考えてみて、こんなの当たり前じゃん!って言える事が多い人が、数学が強い人です」

「この定理を知らずにこの答案を書いてるとしたら私は蹴とばしますよ(ブンブン)」

「俺からしたら写像の問題なんて全部一緒です。一緒に見えない人は基本原理追究編に戻って出直してきて下さい」

「そんなことやってる奴は、俺は理系として認めません」

「こんな汚い数字を使って数学をやるような、そんな子に育てた覚えは無いわけです。」

「これをおれは○○○作戦と呼んでいます笑」

「『こんなん斜交座標使えば簡単じゃんw』とかってイキってしまってるようなヤツは、ダメ。」

「東京っつーのは一次独立だなぁ…」

「答案の上で実験されても迷惑です」

「青森含んでんじゃんアウトォォ!」

「この問題はカーテンなんて閉めたらもうパニックですね」

「あなたの弟や妹に○○って聞かれたらどう答えますか?」

「それで『私は理系です』とかもう恥ずかしい恥ずかしい...そんなことやってたら涙も出ない笑」

「sin、sin、sinとか3回も書きやがって...cos、cosってしつこいんだよ...全部まとめてしまえ〜」

「場合分けなんて、お前は中学生か?って感じですよ」

「理由も分からずに公式を知ってる、使ってる。恥ずかしくないんですかね?」

「『こうすれば解けるから』は詐欺です」

「わかんないことを分かったふりをして先へ行くと必ずこけますから」

「分数の不等式の分母を払うようになったら、もうこれは数学をやめないといけない」

「これねーこの不等式の分母を払ったらもう論外、論外もいいところですよ」

「弱い人ほど、三角関数は公式漬けになってますねぇ...」

「証明も出来ないのに、○○を使って点を取るなんて、詐欺ですよ。」

「こんなの咲いたコスモス...とか一生懸命覚えてる人を見ると蹴っ飛ばしたくなりますよね」

「これやばいっすよ。これに点数あげる先生はまずくねぇかってやつです」

「1個の問題に1個の解法をぶら下げるのはやめて、1個の概念をちゃんと理解して100題解けるようになりましょうよ」

「こんなのは公式ではありません。常識です」

「こうやって毎回数式と会話しながら勉強してごらん?あなたの学力は間違いなく伸びていきます。もうこれは断言します。」

「いいですか。賢い人は公式なんて暗記してません。だって当たり前なんだもん。」

「全てに理由をつけて下さい」

「何でその公式使ったんですか?答えられるなら、許します。答えられないなら、詐欺です。」

「私からすればこんなの中学1年生の問題と全く同じ問題です」

「公式は覚えて使うものでは無く、自分で作って使うものです」

「公式を一つ一つ覚えてる人、今すぐ数学をやめなさい」

「パラメーターは消すものじゃなく動かすものです」

「公式なんて意味考えたら当たり前、当たり前すぎてなんでこんなの覚えなきゃいけないのって」

「よっしゃこれでラプラス発生です」

「この答案ね〜...何がしたいだろうねぇ...」

「sin cosじゃなくてcos sin」

「俺たちはこの美しさにやられたんです」

「三角関数の加法定理なんてもうアッタリマエです。こんなの暗記してる奴はもう首絞めたろかーって状況ですよ」

「弱い人ほど結果を早く出したがるんです。」

「公式が嫌いな私でも内分点公式にはお世話になってます」

「数学は当たり前を増やす学問です」

「数式と会話ができる人にならなきゃだめですよ」

「こんなの直線描くの明らかでしょ。明らかすぎて説明もしたくないわってぐらいですよ」

「授業は生徒と先生の戦いですよ」

「これねぇ↑、~な気がしますよ?」

「加法定理は当たり前。合成公式も暗記するに及ばず。本質を理解しておけば暗記しなきゃいけない公式なんてのはほとんどないです。」

「完全なる円柱(えんばしら)」

「カチョーンと切って…」

「これが当たり前だと思えない人は数Ⅲなんてやってちゃいけません。数Ⅱが壊れてます。」

「ちゃんと目盛りを取ってスーパーコンピュータ並みのグラフを書いてみました。…ちょっと雑ですけど…。」

「クニャッ?クニッ?」

「こう降りてきてカンカンカンカンカーン」

「左向け左!」

「分配法則ありがとう!って感じですよ!」

「ここがもし3乗とか5乗とかになったら、あなたどうするんですか?」

「こんなものは腕を組んでウンウンってうなづけるくらいじゃないと」

「数学っていうのは暗記すればするほどあほになりますからね」

「数学は、正しくやれば面白いんです」

「もう『∨』って書かないと気持ち悪くて『 , 』とか書けないでしょ?それ、正常です。」

「いいか、記憶を頼るなよ、経験を頼れ、いいな」

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