現代文トレーニング の変更点

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#region(宗先生)

*講座情報 [#d4e9fe20]
-講座コード:3186
-担当講師:宗先生
-収録年度:2014年度
-授業回数:90分*20回
-確認テスト:20回
-講座修了判定テスト:2回
-レベル:2~6
-キャッチコピー:目からウロコの現代文読解
-対象学年:高2・高3・高卒生
-講座の対象:難関校を目指して現代文を固めたい生徒
-講座の目標:文章読解の基礎を確認しながら、難関大学の問題にも対応できる力を身につける
-学習項目:現代文読解の指針を確認し、様々な大学の入試問題の演習を重ねる。
-学習内容:解答が曖昧なものと思われがちな現代文。しかし、入試として出題する以上、客観的に評価が行えるように出題者が意図して作成を行なっているはずです。その出題者の意図を読み解けるように、さまざまな入試問題を通して演習を重ねましょう。
-受講上の注意:未記載
-必須講習講座:なし
-事前受講講座例:現代文基礎トレーニング
-予習の仕方:未記載
-復習の仕方:未記載
-講座の構成:
|~講数|CENTER:~内容|h
|Part1-1|マニュアルの限界|
|Part1-2|すぐには見えない「意義」|
|Part1-3|「動かざる事実」の動かし方|
|Part1-4|世界が先か? ことばが先か?|
|Part1-5|支配原理の中枢を撃つ作業|
|Part1-6|自由という名の縛り|
|Part1-7|自分らしさの確保|
|Part1-8|社会に適応することの意味|
|Part1-9|言語的な分析|
|Part1-10|課題文の傾向|
|Part2-1|文章読解問題と解説|
|Part2-2|文章読解問題と解説|
|Part2-3|文章読解問題と解説|
|Part2-4|文章読解問題と解説|
|Part2-5|文章読解問題と解説|
|Part2-6|文章読解問題と解説|
|Part2-7|文章読解問題と解説|
|Part2-8|文章読解問題と解説|
|Part2-9|文章読解問題と解説|
|Part2-10|文章読解問題と解説|
*この講座について [#m0229845]

良講座である。この講座の優れている点は、大きく2つの面から語ることができる。

   

まず1つ目は、正しく受講すれば「本物の現代文力」が身につくという点だ。

  

この講座では、共通テスト型にとどまらず、抜き出し・記述・設問挿入型といった私大形式の問題も幅広く扱う。形式を超えて“読解の本質”を問う構成になっており、真面目に取り組めば、確実に文章を読む力が伸びる。実際、私自身も受講後に共通テスト本番レベル模試の点数が一気に上がった。

宗先生は授業の中で、「一部の問題にしか通用しないマニュアル的解法は、予備校の宣伝のための餌にすぎない」と厳しく指摘される。そして、“現代文の読解とは言葉を通して世界を理解する行為だ”という考えのもと、論理と構造を重視する読み方を徹底的に教えてくださる。
この講座を通じて、「現代文はセンスではなく技術と理解で読める」という実感を得られるだろう。課題文は主に評論、ときに随筆。小説は扱わない。

この講座を通じて、「現代文はセンスではなく技術と理解で読む」という実感を得られるだろう。課題文は主に評論、ときに随筆。小説は扱わない。

  

2つ目は、宗先生の授業が“人としての成長”を促してくれる点である。

  

この部分はあくまで私個人の体験であり、人によって受け取り方は異なると思うが、宗先生の授業を通して、私は現代文の枠を超えた学びを得た。
宗先生は授業の多くを雑談に費やされるが、その「雑談」が実は入試現代文のテーマ理解と深く結びついている。たとえば「人間の自由とは何か」「社会における言葉の役割とは」といった話題が、後に読む評論の核心に直結しており、単なるおしゃべりではない。
むしろその雑談によって、私は「世界は言葉でできている」「自分という存在は意外と不確かなものだ」という感覚に出会い、文章を“読むこと”の意味を初めて実感した。

宗先生は、現代文を通して“生き方そのもの”を問うているのだと思う。入試科目の一つとしてではなく、人間として考える力を育ててくださる。受講を終えたとき、私は「点数」よりも「思考する自分」を得ていた気がする。
宗先生は授業の多くを雑談に費やされるが、その「雑談」が実は入試現代文のテーマ理解と深く結びついている。その雑談は、後に読む評論の核心に直結しており、単なるおしゃべりではない。

むしろそのお話によって、私は「世界は言葉でできている」「自分という存在は意外と不確かなものだ」という感覚に出会い、文章を“読むこと”の意味、現代文を学ぶ意味を初めて実感した。

 

宗先生は、現代文を通して“生き方そのもの”を問うているのだと思う。入試科目の一つとしてではなく、人間として生きる心を育ててくださる。受講を終えたとき、私は「点数」はもちろん、「受講前より自立した自分」を得ていた気がする。

 

なお、2020年度第3版から講座レベルは3~5から2~6に変更された。これは板野先生の逮捕により、レベル6講座が消滅したことが背景にあると考えられる。2021年度には永井先生による同名講座も新設される予定だが、宗先生の講座も存続する。
また、宗先生はYouTubeチャンネル「ただよび」に出演しておられる。まずそちらで講義を視聴し、先生の授業スタイルや思想に共感できるかを確かめてから受講を決めるのがおすすめだ。

 

また、宗先生はYouTubeチャンネル「ただよび」に出演しておられる。まずそちらで講義を視聴し、先生の授業スタイルや思想に共感できるか、その動画で代用できないか、を確かめてから受講を決めるのがおすすめだ。
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#region(永井先生)
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*講座情報 [#v3a4e44e]
-講座コード:81811
-担当講師:永井先生
-収録年度:2021年度
-授業回数:90分*20回
-確認テスト:20回
-講座修了判定テスト:2回
-レベル:3~5
-キャッチコピー:問題作成者の意図を見抜き、加点につながる解答法を身につける!
-対象学年:高1生・高2生
-講座の対象:高1生・高2生
-講座の目標:①文章読解の基礎力を確認しながら、分析者の視点で解く。 ②出題者の作題意図を知る。 ③設問の意図に合わせて、物語文と随筆文を論理的に解く。 ④記述解答の基本作業を習得し、「得点につながる解答」を書く。
-学習項目:〇評論・文学的文章  〇漢字  〇語彙  〇問題作成課題  〇「伝わる文章」の書き方
-学習内容:①問題作成課題に取り組み、出題者の意図を理解する。 ②長い文章を効率的に読む。 ③記述解答の基本作業を習得し、加点につながる答案を書く。 ④複雑に書かれた文章の構造を捉え直し、難解な文章を整理する。
-受講上の注意:予習は必須です。現代文に不安を感じている方は、先にベーシック現代文トレーニングを受講してください。
-必須講習講座:なし
-事前受講講座例:ベーシック現代文トレーニング
-予習の仕方:未記載
-復習の仕方:未記載
-講座の構成:
|CENTER:||c
|~講数|CENTER:~内容|h
|Part1-1||
|Part1-2||
|Part1-3||
|Part1-4||
|Part1-5||
|Part1-6||
|Part1-7||
|Part1-8||
|Part1-9||
|Part1-10||
|Part2-1||
|Part2-2||
|Part2-3||
|Part2-4||
|Part2-5||
|Part2-6||
|Part2-7||
|Part2-8||
|Part2-9||
|Part2-10||

*この講座について [#f6ca755f]

林先生の授業と比べて現代文が苦手な生徒、または高一生向けの授業。
永井先生は論理に重点を置く授業を展開し、姑息なテクニックやパターン化を使わず、後に林先生を受講しても矛盾しないので難関大志望文系の一年生におすすめの講座。

余談ではあるが、永井先生は最近その実績から各地の公開授業に呼ばれ始めている。武藤先生がベースチャレンジ英語を機に公開授業へ引っ張りだこになったのと似た流れに乗っている節があるので、この授業も神講座と呼ばれる日が来るかもしれない。

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