鎌田 真彰

Wed, 06 Mar 2024 20:54:47 JST (260d)
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鎌田 真彰(かまた まさてる)先生は、東進ハイスクール化学科講師。元駿台予備学校化学科講師。元学研グループ特任講師。元学研プライムゼミ化学科講師。

人物

神(GOD)である。東京工業大学卒業。東京大学大学院出身。
駿台予備学校から2006年度に移籍。2016年度に学研グループに移籍されたが、2019年度に東進に復帰した。2016年度は、東大特進コースの前期集中講座以降、テキストから講師名を消されていたが、匿名で講義は続けていた模様。
著書である大学受験Doシリーズ「鎌田の理論化学の講義」「鎌田の有機化学の講義」は受験生の間であまりにも有名。

駿台化学科の神と呼び声高い石川正明師の元生徒である(彼の原点からの化学シリーズは難関大志望者の中ではかなり有名である)。
橋爪先生は駿台時代の教え子。化学基礎問題精講、標準問題精講を共に執筆。二人とも受験化学界でもトップクラスの高い実力を持つ。

関西人で講義も関西弁で行う。ただし訛りはきつくなく、ほぼ標準語である。

難関大志望者向けに基本原理からハイレベルな内容まで分かりやすく体系的に教える手腕に秀でている。
高校の範囲を逸脱した内容についても分かりやすく説明してくれるので、化学を学ぶ際の『なぜ?』に答えてくれる授業で、理解しながら化学現象を学ぶことができるので無味乾燥な暗記を嫌う受験生にはうってつけ。
例えば、
1.理論化学では電子軌道を大学の範囲(核力など)も交えて説明する。
2.無機化学では理論化学で行った各反応(中和反応・酸化還元反応・脱炭酸反応など)を用いて復習しながら指導するので、理論化学の定着もできつつ、無機化学も丸暗記ではなくしっかりと理解しながら覚えられる。
3.有機化学では有機電子論を用いるので、電子の動きから反応を理解し、反応を予測したり暗記しやすい。
4.全体を通して、反応の起こり方について極性などを用いて説明する。効果は3に同じ。
等が挙げられる。特に電子軌道は周期表とも密接に関わっている事が分かり(むしろ電気軌道を元に作られたものである!)、学校で教えられる化学の様々な背景を知れる。
東大特進化学、東大対策化学を受け持っており、駿台時代も石川正明先生を継いで東大化学のテキスト編集を行っていた。

駿台では若手時代から既に人気講師だったが、関東駿台化学科の古老に疎まれ労働環境などをめぐり教務と揉めて辞めた経緯がある。
しかし近年は駿台と共著を出すなど関係改善の兆しがある。
『理系標準問題集 化学』(駿台文庫)の共著者の一人で、駿台を辞めて13年後に発売された『理系標準問題集 化学<四訂版>』(駿台文庫、2019年3月)にも共著者として名を連ねている。

東進一時離脱前に、東進ハイスクールを辞めて、東進ブックスから技術評論社に版元移籍した岡野雅司先生の『はじめからていねい』を引き継いだ。

担当講座

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*1 改訂前講座