過去問演習講座 国公立二次・私大対策
Wed, 24 Apr 2024 17:27:46 JST (214d)
Top > 過去問演習講座 国公立二次・私大対策
過去問演習講座 国公立二次・私大対策とは?
- 過去問演習は単に本番の練習をするだけではありません。各大学・学部は、理念に沿った人財を入学させる為に、特徴のある出題をします。これが入試問題に傾向となって現れます。
- 「過去問演習講座 国公立二次・私大対策」では、演習・充実の添削指導・実力講師陣による解説授業を通じて、設問の意図が分かるまでに、問題の解き方・考え方を磨きます。
- 実力をつけるためのものではありません。チューターに「10年分やろう」と言われて、実力が十分についてない人がむやみやたらに解くのは時間とお金と過去問の無駄です。気を付けましょう。
- 添削は厳しい試験を受けた東京一工や旧帝大、国立医学部の学生が行います。
良い点
- 11年分の過去問が手に入る。
- 採点・添削指導が各試験3回受けられる。
- 11年分の解説授業がついてくる上、何度でも受けられるので復習がやりやすい(全ての講座に解説授業が設置されるわけではないため注意)。
- 授業数等を考えると、通期講座に比べてコスパが良い。
- 全国的な塾、予備校で11年分の過去問の添削と解説が聞けるのは本講座のみである。
- あまり知られていないがZ会等とは違い、添削者に直接質問をすることが可能である。校舎スタッフ経由で質問シートを送ると数日で回答が返却されるので不明点があれば積極的に質問しよう。
- 共通テストなどにより受験大学が変更になった場合、1度のみ対象大学を変更可能。
悪い点
- 受講料が高い(私立で8万、国公立で10万over)。
- 解説授業の量を考えると通期講座に比べて費用対効果は良い。
- 逆に、解説授業が設置されていない大学については費用対効果は悪い。
- 赤本や青本で対策する方が圧倒的に費用対効果は良い。
- 過去問11年分(若しくはそれ以上)は東進の過去問データベースで無料で、誰でもGETできる。
- 大学によっては10年も無かったり、解答解説が存在しない事もあるので注意(解説に関しては殆どの大学に存在しない)。
- 添削者の質のバラつきが激しい。
- そもそも下位の私立大には添削指導はついてこない。
- 解説授業の講師が明らかに実力に見合っていない大学がチラホラある。
- 東大の過去問演習講座の現代文の模範解答は最近の物になると東大特進のスタッフが作った解答速報の物を流用しており、東大特進の授業で東大の過去問を扱った際に林先生が生徒に配布した模範解答と若干違うという証言もあり、注意が必要。(ただし、東進本部によると過去問演習講座の模範解答も本部公認の模範解答と認めている。)
- 相当時間がかかる。解説授業を含めると11年分で約275時間かかる。参考:(演習10時間+解説授業15時間)×11
- 自分の志望校の2次演習講座を取るように面談で迫られる。取ってしまったが最後、11年分追いかけられる。
まとめ
- 進学校に通っていて、学校で潤沢に添削が受けられる環境があるのなら無理に取る必要はない。
- 近年問題視される教員のブラック化に拍車をかける行為なのではないかと思われるのであまりオススメしない。だが、進学校ならば先生も慣れているのでそこまで問題無い気もする。
- 添削は大抵甘めなので、点数はおよそ二割増で出ると考えた方が良い。
- この講座を取らないと確実に落ちる見たいなことを言う担任もおり、担任はやたらと取るように勧めてくるが、そもそも基礎が固まってない状態で過去問演習してもほとんど効果は得られない。解説授業があるとは言え、前述の通り解説授業の講師が明らかに実力に見合っていない大学(特に旧帝大未満)もざらにある。その為、7月末の時点で基礎が固まってない生徒は無理に取らず、夏休みは基礎固めに徹底すべきである。反対に基礎が固まっている生徒は費用対効果も高いので、取って損はないだろう。
解説授業について
- 国公立二次対策①と私大対策①には解説授業がついてくる。基本的に地学以外の全科目でついているが、大学によっては解説授業が開講されない科目・日程が存在するので注意。特に、関関同立などの全学部日程では複数日程の問題が実装されているが、解説授業がついてくるのは特定の日に実施された試験のみ。詳細はマニュアルの「大学別の注意事項」を参照。
- 解説授業は大問別に設置されている。自分が間違えた問題のみ受講すると良い。また、最新年度のみ全体概観も設置されている。全体概観では講師が最近の傾向や対策について解説してくれるので、まずは最新年度の問題を解いた上で全体概観を受講してその大学の傾向を把握し、他の年度を解く事が望ましい。なお、2020年度については解説授業の収録が遅れている事もあり、2019年度の全体概観も開講している(2020年度の解説授業が未開講の科目のみ)。
- 授業時間については全体概観は基本的に10分(最大20分)、解説授業は試験時間の1.5~2倍が目安となっている。ただその年の難易度によって解説に必要な時間は前後するため、基本的に目安をオーバーしても撮り直さない。目安を超えた例として、名古屋大学の2020年物理は難易度が上がりすぎた為、授業時間が試験時間の4倍を超えてしまったが撮り直しは行われなかった。
- 収録は毎年4月~9月頃に行われている。基本的に遅くとも10月までに収録するようにはなっている。その為、過去問演習講座が開講される6月には原則間に合わない。設置されている講座数が多すぎる為、スタジオのスケジュールをどんなに詰め込んでも夏までには撮り終わらないらしい。そのせいで志田先生は特別公開授業とのスケジュールの兼ね合いから担当の殆どを降りてしまった。なお2020年度については、新型コロナウイルスの影響や講座の増設やオンライン小学校・中学校の収録、板野先生の映像の撮り直しや共通テスト対策の予想問題の収録等もあった為、全体的に収録が遅れている。例年と違い、10月中に収録が終わらないようだ。現在2020年度の演習が出来ない(=解説授業がまだ収録されていない)科目については、2020年度の問題の開講を待たずに2019年度の問題を演習することが望ましい。
- 板野先生が担当していた解説授業については、一部撮り直しが行われている。今のところ、
- 解答・解説について不備を指摘された事により撮り直しになることがしばしばあるという。例を挙げると2020年度の大阪大学の現代文や、2013年度の自治医科大学の物理など。
マニュアル
- 過去問演習講座 国公立二次・私大対策には「学習の手引き」と「大学別の注意事項」の2種類のマニュアルがある。受講する際はそちらを熟読のこと。講座によっては設置される年数が異なるので注意。
新着情報
2023年11月15日、全767大学の過去問演習講座が受講できるようになった。
従来から存在していた101大学を除く666大学の5年分の過去問演習・採点が新たに提供される。
料金は19250円。なお、2024年度も開講するかは不明。
2024年度は、東大が4/26、その他各大学は6/1より順次開講する。
2022年度 |
という25年分の講座と、10年・25年両方の高2生向け講座が今年度より新規開講する。 |
※2021年度の新着情報はこちらに移動しました。
種類
- 過去問演習講座 併願校対策
併願校の過去問5年分の採点が受けられる。講座によっては添削指導あり。基本的に解説授業が設置されている大学のみ併願校対策として取得可能。
対象の大学はこちら
料金
以下に示すのは単科で取得した場合の料金(税込)であり、毎年共通テスト対策や講習パック等とのセット料金が設定されている。
- 過去問演習講座 東京大学(25年) :135,300円
- 東京大学10年→25年乗換 :30,800円
- 過去問演習講座 国公立二次対策① :104,500円
- 過去問演習講座 国公立二次対策② :56,300円
- 過去問演習講座 私大対策① (添削) :92,400円
- 過去問演習講座 私大対策① :84,700円
- 過去問演習講座 私大対策② :38,500円
- 過去問演習講座 併願校対策
- 国公立二次対策① :52,250円
- 私大対策① (添削) :46,200円
- 私大対策① :42,350円