難関国立大総合英語
講座情報
- 講座コード:4664
- 担当講師:宮崎先生
- 収録年度:2006年度
- 授業回数:90分*20回
- 確認テスト:20回
- 講座修了判定テスト:2回
- レベル:7~9
- キャッチコピー:旧帝大レベルの国立二次・記述試験対策
- 対象学年:高3・高卒生
- 講座の対象:難関国立大の二次記述試験対策をしたい生徒
- 講座の目標:難関国立大の読解・記述問題を中心とした実戦力の養成
- 学習項目:難関国立大の入試問題など
- 学習内容:厳選された質の高い英文素材を用いて、英文を読みこなすための思考力、作法を身につけていきます。旧帝大レベルの難関国立大における長文の「読解力」はもちろんのこと、各設問に解答するプロセスをていねいに解析することで、記述試験における「得点力」に磨きをかけましょう。※難関私大・国立大の両方を見据えた対策には「システム英語総合編Ⅵ」をお勧めします。
- 受講上の注意:未掲載
- 必須講習講座:
- [通期中間]2491 難関国立大総合英語-和訳・内容説明・要約の技術-
- 事前受講講座例:未掲載
- 予習の仕方:テキスト3ページの予習の仕方にしたがってください。
- 復習の仕方:テキスト3ページの復習の仕方にしたがってください。
- 講座の構成:
講数 内容 1-1 接続詞/並列構造 1-2 接続詞とつなぎ文句/並列構造/挿入 1-3 差違と対比/what 1-4 否定の主語/倒置/強調構文他 1-5 比喩/イディオム他 1-6 動詞の用法/前置詞/句読法 1-7 差違/関係詞節 1-8 倒置修飾/関係詞節 1-9 主題と例/nexus 1-10 無生物主語 2-1 論述の型-1 2-2 論述の型-2 2-3 論述の型-3 2-4 論述の型-4 2-5 語句・イディオム-1 2-6 語句・イディオム-2 2-7 会話中心の記述-1 2-8 会話中心の記述-2 2-9 長文の段階構成-1 2-10 長文の段階構成-2
この講座について
旧帝大、一橋、東工大、東京外語大、筑波大、お茶の水大の問題を扱う。
福崎先生の『ストラテジー』と難関大志望者の人気を二分する長文読解講座であった。今は西先生の飛翔シリーズが圧倒的。森田先生の難関国公立大英語も一定の支持を得ている。東大京大クラスを目指す最上位層からは太先生も評判がかなり高い。
授業の前半で文法事項、idiomの確認や長文を読む際のコツやポイントの解説を行い、後半で長文を読んでいく。
単語ドリルや音読用の白文、文法知識の確認など付録も充実している。
第1講からお茶の水大の問題を扱うので、最初はなかなかついていけずキツイと思うが、遅くとも第8講あたりで慣れてくる(個人差アリ)のでそれまでは頑張ってついていこう。
構文の解説をほぼ(というか一切)行わず、文法用語を用いた説明を頑なに避けるため、「英語を英語として読む」感覚を持たない生徒にはフィーリングで解いているようにしか見えないので取る際には注意が必要。また難解な下線部和訳が出題される場合その対策ができないのにも注意である。その場合は「宮崎英文解釈講義の実況中継」などをやってみるのも一つの手。体験授業を受けて、福崎先生の『ストラテジー』や西先生の『飛翔シリーズ』、森田先生の『難関国公立大英語』、太先生の『構文理解から難関大の英文を読み解く』『英文読解の精髄』『東大英語』と比較検討しよう。
また宮崎師の読解方針が知りたければ「宮崎英文解釈講義の実況中継」や「東大英語総講義」などを読んでおけばスムーズに師の方針が理解できるだろう。テキストには練習問題や例文が非常に多く付属しており、受講しきった後も「難関国立大総合英語」という一冊の問題集、例文集、長文集として扱える。概ね500~700単語の長文を扱っている。
収録が古いので注意が必要。最新の難関大の傾向に即していない。特に先生のこだわりがないなら福崎先生のストラテジーや西先生の飛翔、森田先生の難関国公立大英語、太先生の構文理解から難関大の英文を読み解くのほうが良いだろう。また、方法論的な解説はほぼ無いので、英語が出来ないけれどレベルを上げたいという人(特に理系の人)向けではない。