井之上 勇 のバックアップ(No.12)


井之上 勇(いのうえ いさみ)先生は、東進ハイスクール日本史科講師。

人物

通称いさみん。駿台予備学校・早稲田塾にも出講している。
東進には2009年度より、須藤先生の後任として所属。公式ページやパンフレットには2011年度より掲載。
ハイレベル日本史B」や「テーマ別論述日本史」、大学対策講座慶大日本史演習」などの難関大向け講座を担当する実力講師。過去問演習講座では慶應義塾大学や東京都立大学を担当しているほか、野島先生が学研に移籍されてからは東大・京大も担当している。新宿本科の東大クラスではライブ授業も受け持っている。
口調は非常に穏やかだが、駿台・早稲田塾などのライブ授業では非常に緊張感のある授業を展開することで有名。パンフレットの講座紹介にも書いてあるとおり、「受講時にその場で理解・記憶」することを重視する(授業では「自問自答すること」と常々おっしゃる)。
複雑な内容はきちんと理解させつつ、全体像や流れをおさえることを重視するが、用語を覚えないことには得点できない現実も考慮して暗記も重視して授業する。早慶上智などの難関私大で出題される、やや細かい用語についてもきちんと授業内で扱ってくれる。
どの分野であっても解説は非常に丁寧。「ハイレベル日本史B」では受験生が苦手とする荘園公領制や金本位制を図解した板書で丁寧に説明してくださるので視界が非常にクリアになる。講習講座【土地制度・近世経済史】【近代経済史】でその本領が発揮されるので苦手な受験生は受講を検討してみると良いだろう。
本人曰く野島軍団の左腕になりたいとのことで、野島先生との共著で「究極の東大対策シリーズ 東大日本史問題演習」や「日本史単語の10秒暗記 ENGRAM2200」などを執筆している。2018年には単著の論述問題集が東進ブックスから出版された。これからますます論述問題の研究及び作成に力を入れられていく模様(なお、本人はこの問題集について「出した、というか出さざるを得なかったというか……」と漏らしていたので、かねてから東進側から希望があったのだろう)。
また、師は「日本で1番模試を作っている」講師であることを自称している。
大学では古代史を専門としていたが、予備校講師を始めてから近現代史にも興味を持ち、研究を深めたらしい。
卒論のテーマは「律令制下における隼人支配」。
家庭を養うためにたくさんの予備校を掛け持ち多忙にしているが、授業一つ一つに手は一切抜かず、生徒への愛情を感じさせる。子供が3人おり(一男二女との事)広島に住んでいて毎週末に帰っている。授業ではよく家族の話がネタになる。
世界史講師である鈴木悠介氏のブログにしばしば登場する。

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