香川 龍志郎 のバックアップ(No.14)

香川 龍志郎(かがわ りゅうじろう)先生は、東進ハイスクール英語科講師、河合塾英語科講師。

人物

早稲田大学政治経済学部卒。

元研伸館の人気講師。2016年度に河合塾に移籍。河合塾では師の講習は必ず締め切るほどの人気講師である。

東進には2019年度より在籍。2019年度途中から東進のパンフレットに記載され、2019年12月末よりHPに名前が掲載された。

名前は「りゅうじろう」と読む。
外国人が発音しづらいという理由でRudy（ルーディ）というニックネームも使っている。

単語の微妙なニュアンスの違いなどをひとり芝居やイラストを交えながら解説してくださる。
声に抑揚があり授業はテンポがいい。大事なことを言うときにあえて小声になったり、いきなりたたみかけるような強い口調になることもあり聞いている側を飽きさせない。声色を使い分け、小馬鹿にする時にはとんでもなくアホな口調になる。

対比、因果、抽象・具体の3つの関係を重視した授業を行い、読解、作文ともに素晴らしい。元研伸館だからか、読解法は桜井師をはじめとした関西の駿台に似ている。

オーソドックスながらも密度の濃い授業は、どの大学の生徒にも受けるだろう。特に師が拠点とする関西系の大学とは相性が良いと思われる。

西先生から引き継いだ京大対策英語では、師の良さが存分に発揮される。訳しにくい表現や、日本語と英語のギャップを丁寧に追求していく授業は、どのレベルの生徒にとっても学びが多い。

師の講座の特筆すべき点の一つとして、テキストの情報量の多さが挙げられる。長文の講座では、解答のポイントとなる箇所のみを解説することが多いので、授業で扱わない範囲での注目すべき表現や構造について事細かくのせてある。また、音声も英米の二種類を用意するほどの充実ぶり。

近年、師の講座が着々と増え続けており、今後の東進英語科を背負っていく存在になるだろう。2023年より西先生から引き継いだ京大対策英語、2024年より福崎先生から引き継いだ構文Ⅳ、2025年には師の始めての特設単科であるクリティカル英文読解がリリース。今後も増え続けると思われる。

ケンブリッジ英検CPE、英検１級、国連英検特A級、TOEIC990点満点、TOEIC(SW)スピーキング180点／ライティング200点満点（Twitterより）
アメリカでの留学経験もある。

上記の通り、師の英語力は東進英語科でもトップクラスであり、4技能全てで質の高い指導を展開なさる。英検準1級対策講座では、師のオールマイティな英語力に舌を巻くことになるだろう。

また、師の魅力はその授業のみにとどまらない。授業の節々から伝わる熱い思いとテキストからは師の人柄の良さが伺える。一方で、やや毒舌気味の側面もあり、過去問演習講座の解説授業では、問題を散々にこき下ろす師を拝むことができる。(収録中に勢い余って「この問題はクソですね。」と発言してしまい、該当箇所がカットされたこともあるらしい。)

元々は京大志望だったが数学が絶望的にできず私立に転向。大学進学後も数学に悩まされたが、なんとか数学を使わない道を選んで乗り切ったらしい。経済学部を選んだのは、経営者の家に生まれたことが影響したらしく、実家は相当な富豪であるそう。自分がいかに数学ができなかったかを度々話される。

Twitterをやっており、書籍の紹介や受験生への激励をつぶやいている。フォロワーは4000人以上と多い。更新の頻度は低めだが、生徒が不安や悩みを抱えていそうな時期に前向きになれる内容のつぶやきをされる。

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