数学特待制度 のバックアップ(No.25)


数学特待制度とは?

  • 成績優秀な学生を対象として、数学の先取り学習を支援する制度。
    • 東大や難関国立大で出題される数学の問題に対応するために、またこれからのAI時代を担う人材を育成するために、東進は数学の教育に力を入れる運びとなった。
    • そこで東進は、数Ⅲ・Cまでのカリキュラムを前倒しで学び、早期終了を目指す制度を設計した。具体的には、高1終了時までに終わらせることを目標とする数学特待制度(本ページの内容)と、中2終了時までに終わらせることを目標とする中1スーパーエリートコースをスタートさせた。
    • 数Ⅲ・Cまでのカリキュラムが終わった後は、受験に向けてより発展的な演習を行ったり、他教科の勉強に力を入れたり、(興味のある人は)大学範囲の勉強に踏み込んだりすることを想定している。
  • 特待内容は数学の授業料免除と諸経費の減額。
    • 全ての数学の講座をいくつでもタダで受ける事ができる。例えば、20単位の講座を6つ受ける場合、77000円/講座 × 6講座 = 462000円が無料となる。100万円以上活かす人も結構いる。
    • 諸経費に関しては、入会金11000円 (通常価格33000円の67%OFF) のみがかかる。一般生が払わされている模試費、担任指導費、高速マスター費の合計121000円は全て支払わなくて済む。
    • 一般生という多大なる犠牲の元で出来たぶっ壊れ制度である。
  • 一定の成績を収めた中学生が受けることができる。特待条件は下記を参照。基本的に中高一貫校の中学生が多いが、公立中学生もいる。
  • 一応週3日登校が要請されることが多い。実際そのくらいのペースでしないと無料のうちに合格レベルまでは持っていけない。
  • 仮に高1までにIIICを終わらせることができなくても(終わらせるつもりがなくても)、それまでに受講する分の講座は全てタダなので、特待に入れるなら入っとくに越したことはない。ただし、学年が変わる際に東進指定のマイルストーンを通過できていなければ、特待が継続できないなどの制約は一応ある。
  • さらに中2までに高校の数学Ⅲ・Cを修了するスーパーエリートコースも設置されている。こちらは首都圏の超難関中高一貫校に進学する新中学1年生のみ対象。

特待条件

  • 校舎によって異なるが公式HPには
     
    以下の1)または2)の基準を満たす生徒
    1)通知表(通信簿)の直近の評価で数学が5段階評価の「5」であること。
    かつ、 入学時学力診断テストの数学の成績が優秀であること。
    2)「全国統一中学生テスト」「中学学力判定テスト」もしくはその他模試にて、数学 
    の成績が優秀であること。
    ※模試の部門には制限がございます。「全国統一中学生テスト」の場合は「全学年統 
    一部門」の数学のテスト受験者を対象とします。(「中2生部門」「中1生部門」の 
    受験者は対象外です。)詳しい基準等は校舎にお問い合わせください。
    ○中高一貫校に通っている場合、個別にご相談に応じます。
    お気軽に校舎にお問い合わせください。
     
    となっている。
  • だが、実際には成績で5を取っても認定されないことがあり、全国統一中学生テストの受験学年部門で優秀な成績(偏差値70以上)を取らないと認定されにくい。
  • (超)進学校だと条件が緩くなることがある。
  • 全国統一中学生テストの基準はだいたい160点以上だそうです。偏差値67あたりも一つのボーダー
  • 公立中学校の評定でも名目上は特待生認定される。ばら撒きもいい加減にしてほしいものだ
  • 数検でも通るとか。
  • TEP東進のサイトによると、各校舎20名が定員どれだけ多いんだよ
  • 地方だと少し緩め。

おすすめ講座ルート

数学特待おすすめ講座ルート

補足︰この制度は数ⅢCまで学習を修了する事を目的としているので基本は理系が受講する前提でルートを組んでいる。もし文系で特待生であるならば数ⅡBまでのルートを参照するべし。

参照サイト

必須受験模試

全員:共通テスト本番レベル模試、全国統一高校生テスト
数Ⅲ既習:上記に加え、早慶上理・難関国公立大模試or全国有名国公私大模試