- 2001年度より大学対策講座と同時に登場。通称「答練」。2020年度は7月1日開講。
- 国公立大・早慶などの難関大入試には、記述・論述の対策が欠かせません。単に問題が解けることと、実際に答案で表現することには大きなギャップがあります。そのギャップを埋めるのがこの講座です。
- 「記述型答案練習講座」は、受講→答案を作成する→添削指導を受ける→指摘を踏まえて復習し、次の受講に進むという最適なサイクルで学習を進めます。入試本番で1点でも多く得点するためには、第三者の視点が不可欠です。自分の答案を採点し、添削してもらう訓練を重ねることで、採点者に伝わる答案作成法を学びます。
- 国公立の過去問演習講座を取っているならわざわざ取るほどのことはないかも。取るなら致命的な弱点分野や、自己採点が非常に厳しい分野(自由英作文など)に絞って取ると良い。
- 2019年度から追加された一部の大学は添削を行われない採点のみの過去問演習講座の代わりに、添削を目的として取るのはアリかもしれない。
良い点
- プロによる添削が受けられる。
- Z会などとは違い、一流講師の授業もついてくる。
- 大学によっては過去問演習講座がなかったり、採点のみの場合があるのでそんな人には特に役立つ。
- 分野別にとることができる。
- 過去問演習講座同様この講座は厳しい試験を受けた東京一工や旧帝大、国立医学部の学生が行っている。
悪い点
- Z会などと比べ(授業がつくので一律に比較できないが)費用が高い。(授業+添削)×5=4万円弱...
- 記述型答案練習講座(90分×5回+添削5回)の受講料37,800円は、通年講習講座(90分×10回)の受講料と同じである。小論文講座の場合、通期講座・通年講習講座にも添削が付いてくるため、コスパを考えれば記述型答案練習講座よりも通期講座・通年講習講座の方が場合によってはお得かもしれない。特に小論文の記述型答案練習講座は2019年に撮り直しがされるハイレベル医薬系対策小論文以外は全て10年以上前の講座であり、通期講座・通年講習講座の講座の方が新しいため、小論文に関しては安易に担任に言われて記述型答案練習講座を取るのは避けたほうが無難である。