ハイレベル日本史B のバックアップ(No.5)


講座情報

  • 講座コード:2601(前期)・2612(後期)
  • 担当講師:井之上先生
  • 収録年度:2011年度
  • 授業回数:90分*40回(前期・後期 各20回)
  • 確認テスト:20回(前期・後期 各10回)
  • 講座修了判定テスト:2回(前期・後期 各1回)
  • レベル:4~6
  • キャッチコピー:生授業の緊張感を提供します!
  • 対象学年:高2・高3・高卒生
  • 講座の対象:難関大を日本史で受験する生徒
  • 講座の目標:歴史の大きな流れを重視しつつ、教科書脚注レベルの事項まであつかう
  • 学習項目:〈前期〉○原始・古代~近世前期 〈後期〉○近世後期~近代の政治・外交史
  • 学習内容:難関大を目指す受験生は、細かい知識にこだわりすぎて全体が見えなくなりがちです。本講座では、「全体像→個の情報」という順序を意識して講義します。やや細かい知識を必要とする人も、歴史の大筋を理解することに全力を尽くしてみてください。まずは受講時にその場で理解・記憶しようという積極性をもち、さらにそこで得た情報を維持するために、復習する習慣をつけていきましょう。勝つためのパターンを身につければ、越えられない壁はありません。
  • 受講上の注意:未記載
  • 必須講習講座:
  • 事前受講講座例:未記載
  • 予習の仕方:未記載
  • 復習の仕方:未記載
  • 講座の構成:
    • 前期
      講数内容
      1-1学習法+時代区分と縄文時代
      1-2弥生時代からヤマト政権へ
      2-1律令体制の導入・定着と律令税制
      2-2奈良時代の政治と外交
      3-1平安時代初期の諸改革
      3-2北家の台頭と延喜・天暦の治
      4-1摂関政治と院政
      4-2鎌倉幕府の成立
      5-1執権政治と得宗専制
      5-2建武新政と南北朝時代
      6-1室町幕府の展開
      6-2室町幕府の財政と戦国時代
      7-1中世の対外関係+古代・中世文化の基本
      7-2西欧の衝撃
      8-1天下統一と太閤検地
      8-2幕藩体制
      9-1海禁と禁教
      9-2幕政転換から元禄時代へ
      10-1正徳の政治と儒学
      10-2享保の改革と諸産業の発展
    • 後期
      講数内容
      1-1貨幣流通と田沼政治
      1-2寛政改革と天保改革
      2-1外圧の激化と不平等条約
      2-2幕末の政局
      3-1明治新政府の成立
      3-2明治初期の政治・産業・文化
      4-1軍事力の形成と地租改正
      4-2明治初期の外交と政府の分裂
      5-1自由民権運動の展開
      5-2憲法制定過程と明治憲法体制
      6-1初期議会と日清戦争後の政局
      6-2条約改正と国防姿勢
      7-1日清戦争
      7-2日露戦争前後の国際関係
      8-1桂園時代から大正政変へ
      8-2第一次世界大戦前後の内政と外交
      9-1ワシントン体制
      9-2政党内閣期
      10-1皇道派と統制派
      10-2太平洋戦争への道

この講座について

全講で40講(料金は2講座分)。私大向けの講座である。
通期講座は2011年度収録だが、付属の講習講座は2012年度収録。

新 スタンダード日本史同様、全40講の他に【土地制度・近世経済史】【近代経済史】【文化史Ⅰ】【近代テーマ史】【戦後史】【文化史Ⅱ】【史料問題対策】の講習が別途で設けられている。
ほとんどの生徒が新 スタンダード日本史を取るためあまり取っている人がいないが、とてもタメになる講座。ハイレベルの名にふさわしい高度な内容である。

授業は「本講概観→詳細事項の解説」の順に展開される。また、基本的に電子黒板で授業は進められるが、整理が必要と判断された分野に関してはきちんと板書もしてくれる。特にPart2の近代の範囲や講習の【土地制度・近世経済史】【近代経済史】はわかりやすい板書をしてくれて解説も丁寧なためおすすめ。なんとか苦手を解消したい場合、通期で受講していなくても講習のみ取ってみることを推奨。
テキストの構成は野島先生の新 スタンダード日本史とほぼ一緒であり、箇条書きでなく教科書のようなきちんとした文章で構成されている。また、教科書の内容を深く掘り下げて解説してある項目があるので東大をはじめとする難関大志望者は授業で扱わなかったとしても一読しておくことを勧める。
井之上先生が常々おっしゃっている「自問自答」を繰り返せば、膨大な知識もきちんと定着し、日本史が短期間で一気に伸びることを実感できる。
なお、【近代テーマ史】【史料問題対策】の講習講座は必須講習講座ではないが、受講可能な講座。詳細は以下の通り。

※パンフレットでは学習項目で前期・後期をPart1・Part2と表記していますが、実際の講座の分け方に従い、前期・後期に表記を変えています。