青木 純二 のバックアップ(No.73)


青木 純二(あおき じゅんじ)先生は、東進ハイスクール数学科講師。元SEG数学科講師。

人物

神(GOD)である。北海道留萌市出身。函館ラサール高校卒。北海道大学理学部数学科卒。横浜市在住。
高校教師を経て、SEG専任講師を務めた後、横浜に姉妹校のエデュカを設立。代表を務めていた。元河合塾講師。河合塾では夏期講習や冬期講習を担当していた。経営上のトラブルでSEGと揉めていた際、東進に横取りされ引き抜かれ、2018年度より在籍している。
映像講義の他、東大現役合格ナビゲート(東大同日体験受験の解説授業)や、筑駒や開成などの生徒からなるスーパー頭脳集団だけを対象とするスーパーエリートコースの中1のライブ授業、2019年度からは東大特進コース、高卒本科での東大対策講座を担当している。難関大志望者には必須の授業を展開なさる。

学生時代、予備校や塾に通ったことはなく、参考書も使った記憶がほとんどない。自分の頭で論理を考えながら数学をやっていくうちに自然に数学の力が付いたのが正直なところだ、と特進の授業で仰っていた。誰かに教わったわけでもなく、自分で考えているうちに当たり前に見えてきたらしい(やはりGODはGODだった)。

よく長岡先生と比較されるがどちらも良い点があるため一概に優劣を決める事は出来ない。しかし、平たくいえば、長岡先生は"問題解説・問題背景"がより詳しく、付いて行く難易度が高い(中上級者向け)。青木先生は"原理・理論"の説明がより詳しくて分かりやすい(=中級者でも取り組みやすい)。 体験受講し、それぞれ自分の実力を見極めて、必要だと思う方を選択しよう。
両師とも巷の参考書や問題集で代用が難しいことは言うまでもない。

以下、長岡師と青木師の授業の仕方について簡単に記述する(両師を適当に比較するために長岡先生のページも併せて読むことを推奨する)。

長岡先生青木先生も、数学の本質やロジックに正面から向き合った講義を行う。天下り的に解答を提示する「この時はこうする」といった1対1対応型ではなく、問題そのものに対しての自然な考え方を伝える講義を行う。また、両師に共通して言えることは写像や通過領域、同値性や存在条件などの高校生にとって躓きやすい分野をしっかりと扱っており、それらが身につくことが期待できる。長岡先生は様々な解答や背景を詳しく説明する分、あまり例などを用いないのに対し、青木先生は豊富な例えを使って非常に分かりやすく説明してくださる。数学が苦手でも復習に力を注げば、十分ついていけるだろう。(時間とお金に余裕があるのであれば、長岡先生青木先生の考え方・解法は両方とも身につけたい。そのため、青木先生で基本を固め、長岡先生の解説を受けつつ実践していけば鬼に金棒である。)
そのため、高級な知識はあまり教授しないものの明確な定義付けを行うためにやや指導要領範囲外のことはする。しかし、前述のように、分かりやすく豊富な例を用いた説明をなされるため、困ることはないだろう。師の講座ではいくら数学が得意な人でも、新しく学び直すことが多く参考書などでは代用し難いものが得られる。いわゆる「参考書でも身につかない事象が深く身につく」講義である。特にベクトルや写像(突き詰めれば論理の問題である)に関してはかなりの理解の深化が図れる。師の講座全般に言える事だが、数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART1/PART2(または高3生のための数学の真髄。時間のない人はこちらを受けよう)を前提として講義が展開される為、や東大特進などで師の講座を選ぶ際にはまずはそちらを受けよう。(長岡先生数学ぐんぐん[応用編]東大対策数学等でも代用できないことはないが、青木先生は差分やdeterminant(行列式)など現行課程の高校数学では教わることの少ない概念を一部用いるため、やはり通期の真髄を受ける事が望ましい)

学生時代は野球部。学校の先生になるのが夢で教員試験を受けに行った所、合同式を使う試験が一般教養で出されたらしく、体育教師になりたかった友人は解けずに落ちたらしい。

ポケットに手を入れて授業をする姿は女子生徒からはもちろん、男子生徒もかっこいいと思わざるを得ないだろう。また非常にオシャレである。どんな服も着こなしてしまう。授業の終わりには深いお辞儀をしてくれる。嬉しい(たまに時間の都合かカットされることがあって寂しい)。声も非常にいい。たまに毒舌が出る(真髄理系の指数対数では特にキレキレの毒舌が出る)のもまたいい。自然な考え方として用いなさる独特な例えもいい。パターン暗記による間違った答案を紹介するときの中学生の答案が普通に一般高校生のレベルなのもいい。チョークのついた指で髪をかきあげた際に髪が白くなったまま気付かずに授業をやり切った事があるのもいい。対面授業では、水を必ず教卓に持って行くものの授業が終わるまで一口も飲まずに持って帰るという所もいい。

娘さんがタレントをしている。

「数学は世界共通で通じる言語です。」
「こんなことも分からないでやり方だけ覚えて数学をやってる人は、もう今すぐ数学を辞めなさい。」
「この文章を読んで、意味が分かるって人は意味が分かってない人です。」
「こんなこと分からなかったら即刻クビですよ。」
「『~である』じゃない。『~となるkが存在する』です。俺が採点したら1秒で0点にします」
「メガネをかけてる人がこの中に一人しかいないからその人がマスクをしていればいい」
「こんな計算してもね?腕力は強くなっても頭は強くなんないですから」
「こっちの道で家に帰るとオオカミに食べられてしまうとすると…」
「この辺りがねよく分かってない人の答案を見るとね、結構悲しくなりますよ?」
「この自販機にはコーラはあるかなぁ~?」
「カレンダーはmod7の世界です」
「〜な人は、なかなかしんどいっすよ」
「ベクトルが1本追加されるだけでこの街は非常に活気あふれる街になった気がしませんか?」
「ベクトルは点の移動。ゴルフはベクトルの足し算ですから非常に数学的なゲームです」
「この部分は縦も横も微小なんだからゴミみたいなものです。」
「なぜ計算ミスをするか、計算をしているからです」
「積分は蛇の撮影会です」
「カーテンを閉めて、カーテンの向こう側で蛇に動いてもらう」
「あとはFAXの送信ボタンをプチッと押して〜」
「文系だから数Ⅲは死んでもやらねえぜ!って人はちょっと心が狭すぎます」
「考えてみて、こんなの当たり前じゃん!って言える事が多い人が、数学が強い人です」
「この定理を知らずにこの答案を書いてるとしたら私は蹴とばしますよ」
「俺からしたら写像の問題なんて全部一緒です。一緒に見えない人は基本原理追究編に戻って出直してきて下さい」
「いまいち盛り上がらなかったあの色付き磁石を並べた回ですね(苦笑)」
「ということで、コレ札幌北海道です。」
「これをおれは○○○作戦と呼んでいます笑」
「楕円は...木の左側にお月様ですか(ボソッ)...」
「オール猫に対してP(猫)が成り立つ」
「『こうすれば解けるから』は詐欺です」
「分数の不等式の分母を払うようになったら、もうこれは数学をやめないといけない」
「これねーこの不等式の分母を払ったらもう論外、論外もいいところですよ」
「証明も出来ないのに、○○を使って点を取るなんて、詐欺ですよ。」
「1個の問題に1個の解法をぶら下げるのはやめて、1個の概念をちゃんと理解して100題解けるようになりましょうよ」
「こんなのは公式ではありません。常識です」
「ヘッセの公式、もう当たり前に見えますね?」
「こうやって毎回数式と会話しながら勉強してごらん?あなたの学力は間違いなく伸びていきます。もうこれは断言します。」
「全てに理由をつけて下さい」
「公式は覚えて使うものでは無く、自分で作って使うものです」
「パラメーターは消すものじゃなく動かすものです」
「公式なんて意味考えたら当たり前、当たり前すぎてなんでこんなの覚えなきゃいけないのって」
「よっしゃこれでラプラス発生です」
「この答案ね〜...何がしたいだろうねぇ...」
「sin cosじゃなくてcos sin」
「弱い人ほど結果を早く出したがるんです。」
「のびのびサロンシップに絵を描いてグーっと引っ張る感じ。」
「ポテトチップを積分するとじゃがいもになる」
「ワタシ的にはタマネギ分割なんですけど…剥いたタマネギの皮を集めたら玉葱に戻る感じね」
「数学は当たり前を増やす学問です」
「数式と会話ができる人にならなきゃだめですよ」
「授業は生徒と先生の戦いですよ」
「公式は覚えるものではない。感じるものです。」
「昨日ホームセンターで斜交座標グッズを買ってきました」
「合格したらお父さんがスイカを買ってくれる」
「ラプラスへの贈り物...(ボソッ)」
「『動く⇒撃つ』なら動かなくても撃たれるかもしれない。」
「任意の爺さんがみんな芝刈りに行く」
「(独特な具体例の後)このイメージですねぇ...」
「電車に何回乗ってバスに何回乗ってエスカレーターに何回乗るとここにたどり着くか」
「これねぇ↑、~な気がしますよ?」
「加法定理は当たり前。合成公式も暗記するに及ばず。本質を理解しておけば暗記しなきゃいけない公式なんてのはほとんどないです。」
「ここがもし3乗とか5乗とかになったら、あなたどうするんですか?」
「確率をペケペケ掛け算してる人は何をしてるのかなぁ…って思いますね。」
「垂直マークは正射影ベクトルが使える目印です。そうするとこれが大活躍します」
「こんなものは腕を組んでウンウンってうなづけるくらいじゃないと」
「数学っていうのは暗記すればするほどあほになりますからね」

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