寺田 英智 のバックアップ(No.8)


寺田 英智(てらだ えいち)先生は、東進ハイスクール数学科講師、Z会東大マスターコース講師、元代ゼミ講師、元Y-SAPIX東大館講師。

人物

東工大→東工大院。
東進には2017年から在籍。東進数学科の中では住吉先生を除いて一番若い。まだ30代半ばである。
Y-SAPIX東大館については、設立された時に所属していて、当時20代にもかかわらずトップ講師としてパンフレットにも顔写真が掲載されていた。

東進では鹿野先生の代わりに東工大や私大医学部などの過去問演習講座の解説授業を担当。また私大医学部対策数学、本科難関への数学(理)、高等学校対応数学などの講座を担当。
最近千葉大模試の解説授業として、初めて特別公開授業を担当された。今後の活躍に期待の講師である。

躓きやすい箇所、勘違いし易い箇所など要所を抑えた授業で、別解や背景も適宜説明される。
本科難関への数学(理)では、今まで解ければいいやと思って解法暗記していた問題に対して、なぜその問題がその方法で解けるかなどのメカニズムについて詳しく説明してくれる。
数学が出来る人はどう考えているか、何が受験生の数学の成長を妨げているのか、といった話や勉強に対する取り組み方の話は数学オンチにとっては目から鱗である。青木先生のように高校で習わない概念を解説して授業をすることは殆ど無いけれども、数学に対する考え方や、問題に対しての本質の捉え方は青木先生にかなり近いものがある。(問題選定もかなり似た部分がある)。師の考え方(いわゆる「数学が出来る人」の考え方)をしっかりと理解し、自分でその思考回路に切り替えることが出来るようにすることで、数学中級者からの脱却を図れるだろう。

本科授業での話によると、「せめて入試問題を解いた数くらいは数学講師の中で一番でありたい」という思いから、毎年大学入試シーズンになると、その年に出た殆ど全ての大学、学部の数学の問題を解いているらしい。その為、大学入試問題の傾向にかなり詳しい。また、本人は「あやふやにされがちな微妙な論理関係や数学の諸概念などを厳密に教えるような授業をやりたい」と言っているので、もしかしたら(東進側がその気になれば)いずれそういった映像授業で師の姿が拝めるようになるかもしれない。

余談だが、Z会などでは眼鏡をかけて授業をしているのに対し、東進では眼鏡を外している。先生曰く、講師紹介の写真撮影をした際、カメラマンに「眼鏡を外したほうがかっこよく見える」と言われて眼鏡を取ってしまったそうで、授業で眼鏡をしているとパンフレットの写真と違うので詐欺だと言われてしまいそうなのであえて眼鏡を外して授業をしているらしい。授業中テキストに顔をかなり近づけて授業をされることがたまにあるが、あれは眼鏡をかけていないだけなのであまり気にしないで受講しよう。

担当講座

  • 特別招待講習(廃止)
    講座コード講座名
    9524センター試験設問別特講 数列

講師紹介動画