西 きょうじ のバックアップ(No.50)


西 きょうじ(にし きょうじ)先生は、元代々木ゼミナール英語科講師、元東進ハイスクール英語科講師。

人物

神(GOD)である。京都大学文学部首席卒業(経済学部から編入)。本名は西 恭司(にし やすし)*1
代ゼミには1987年度から2014年度に在籍し、2015年度から東進に移籍。師の東進移籍は予備校界に衝撃を与えた。東進には2021年1月8日に後述の理由で契約を合意解約するまで在籍した。
都会での生活に嫌気が差し、現在は軽井沢に在住。趣味はバードウォッチングなど。

太 庸吉先生を師として仰いでいるという噂がある(ポレポレのはしがきに名前がある)が、西先生がtwitterで『太先生と英語の話はしたことがない。彼とは酒飲み仲間だ。』と言っている。飛翔シリーズが物足りない上級者は太先生の講座を検討しても良いかも知れない。

長文は論理展開(対比、譲歩、具体抽象)に着目して読む。長文をなんとなく読んで、なんとなく設問に答えているいる人にとっての相性が良い。

なお、西先生の飛翔系の講座はパンフレットのレベルより数段と高めなので、受講の際はレベルがあっているかの確認はしっかりしたい。

著書「ポレポレ 英文読解プロセス50」は難関大受験者のバイブル。難解な英文を精密に読む訓練にはもってこい。

代ゼミ時代のキャッチフレーズは「翼あるものは、飛べ」。かっこいい。

非常にオーソドックスな、精読・英文解釈を中心とした授業をする。パラグラフリーディングなどはあまりやらない。テクニカルな解法やパフォーマンスは無いが、正統派で知的好奇心を刺激する授業は上位層から支持を得ている。アカデミックな雑談が多い。
板書は見やすいが、色彩豊かでかつかなり量が多いので、テキストに直接書き込むのではなく、ノートを作るべき。
ダイナミック英文法講義」を受講せずに師の他の講座を受ける場合は「英文法の核」を持っておくと便利かもしれない(ブログなどで販促している。必須ではないが、普通に良本なので素直に買うべき)。

師の「飛翔シリーズ」は以前、難関大志望者の人気を2分していた宮崎先生の「難関国立大総合英語」と福崎先生の「ストラテジー」に割って入り、東進の中上位層の英語に革命を起こした。現在では、難関大志望者のエンド講座は、「飛翔(発展)」と森田「難関国公立大英語」におおきく二分される。
難解な長文読解と英作文が課される京大英語こそ師の真骨頂。「京大対策英語」は、京大志望者の多くは受講する人気講座。

自身のYouTubeチャンネルにて飛翔シリーズの復習方法や学習のポイントについて説明してるので、取得してる人は見た方がいいだろう(動画はこちら)。

2017年11月に代ゼミ時代の教え子とW不倫をし、文春砲を食らった。これを受け、先生は記事の一部の内容を認め、謝罪し*2、2017年度の活動を休止した。そのため、開催予定だった公開授業も中止になった。

また、2021年1月に再び不倫したことをFRIDAYにより報じられた*3。このことにより、2021年1月8日をもって双方合意の契約解消*4となり、1月9日から講座名より「西きょうじの」が削除されたが、現時点では廃止になる予定はない。また、2021年度契約講座のみ、修了判定テストまで合格して受講し終わっている人以外は他の講師が担当する講座に無償で変更可能になった。なお、特別公開授業は中止となった。
1月14日には自身のTwitterで記事の内容に関して声明を発表。内容の多くに誤りがあるとした*5。また、この件の事情について森田先生が言及したYouTubeライブがあるので詳しく知りたい人は見てみるとよい。

カリスマ予備校講師の例に漏れずかなりの毒舌家であり、代ゼミ時代には「『いつやるか?今でしょ!』なんて何も考えず言ってたら危ないよねぇ?宗教だよね!」とブラックトークを炸裂させたことも。その一方で「人間はやればできると思ったことはやらない傾向がある。『いつやるか?今でしょ!』は『やればできる』を言い訳に課題や問題を先延ばしにすることを否定したものである」という発言を講座の雑談の中でしている。

また、飛翔の英文読解(応用)では「僕には目標という目標はないんだけどねぇ~、まあしいて言うなら嫁さんを笑顔にすることかな」と愛妻家ぶりが垣間見える発言も。それでも不倫した。そして離婚した。

同じく元代ゼミの吉野先生とは仲が良いらしい。一方で、代ゼミ時代から今井先生と、代ゼミの仲本浩喜先生とすこぶる仲が悪い(吉野先生談)。

代ゼミを辞め、東進に来た経緯をYouTube上で公開している(詳細はこちら)。

現在はYouTube上で「ポレポレ英文読解プロセス50」の解説講義と、「英文読解入門基本はここだ」の解説講義をアップロードする傍ら、医学部予備校「メディセンス」で隔週土曜日に特別講義を行っている*6*7。メディセンスでの授業の様子はこちら

「犯罪者と言ったら吉野を思い浮かべるように、我々は言葉のイメージに支配されている。」
「吉野のロレックスはイラン人から買ったパチモンです。」
「おばさんはアウトオブ人類」
「偏差値50以下の質問は俺にするなよ?反射的質問は知性を滅ぼしますよ」
「IQなんて関係ないよ、自分小学校の頃めちゃくちゃIQ高かったけれど所詮この程度しか来れないもん」(京大首席)
「雑魚は群れるんだよ」
「行き詰ったらピョンピョン!」
「カァーっとなったらSmile!」
「(例文で)I love you. あ、勘違いしないでね、僕生徒にこういうこと言わないから」
「この子に恋をしちゃいけない!って思うと恋しちゃうんだよねぇ」
「この選択肢唆るよねぇ」
「Bにした人、チョーやばい奴だよ。刑務所行かないといけないよ」
「ロジックは2進法で進んでいく」
「この日本語を見て、『分かる!』という人は、日本人をやめよう」
「(雑談中に)だんだん授業どうでもよくなってきちゃった、まあ聞けよ笑」
「時間はありますか?ナンパとか、イカサマ商法とか、英会話の勧誘とか、宗教勧誘とか」
「そういうのを低脳って言うんです。脳があったらそんな根性主義に走りません。馬鹿です」
「もし俺が職をなくしたら~、案外近いかもな笑」(2016年)

雑談と英文の内容が時々ブーメランになっている。

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