テーマ別論述日本史 の変更点
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*講座情報 [#p508d6e9] -講座コード:9341 -担当講師:井之上先生 -収録年度:2017年度 -授業回数:90分*20回 -確認テスト:20回 -講座修了判定テスト:3回 -レベル:6~9 -キャッチコピー:論述問題を得点源にしよう -対象学年:高2・高3・高卒生 -講座の対象:私大・国公立大問わず日本史論述に取り組む受験生 -講座の目標:旧帝大・難関私大の合格水準を超える論述力を身につける -学習項目:典型的、かつ基本的な論述問題 -学習内容:20字~400字前後の論述問題に取り組み、各テーマの基本的知識を確認し、文章力を身につける。 -受講上の注意:対象となる時代の学習を修了していることが必要(ただし、詳細な情報を把握できていなくても対応できます) -必須講習講座:なし -事前受講講座例:[[ハイレベル日本史B>ハイレベル日本史B]]、[[新 スタンダード日本史B>新 スタンダード日本史B]]、[[スタンダード日本史B PART1/PART2>スタンダード日本史B PART1/PART2]] -予習の仕方:未記載 -復習の仕方:未記載 -講座の構成: |講数|内容|h |古代~中世1|旧石器・縄文・弥生| |古代~中世2|古代国家の形成| |古代~中世3|古代国家の展開と変質| |古代~中世4|武家政権の成立と展開| |古代~中世5|室町幕府と戦乱の時代| |近世以降1|織豊政権と江戸幕府の成立| |近世以降2|幕藩体制の成立・展開・動揺| |近世以降3|近代の幕開け| |近世以降4|明治・大正期| |近世以降5|激動の昭和時代| |演習1|指定語句を用いて論述する| |演習2|史料を読解して論述する| |演習3|グラフと格闘して論述する| |演習4|視覚資料と格闘して論述する| |演習5|字数配分を考えながら論述する| |演習6|内容説明型の問題| |演習7|変化・推移・展開を問う問題| |演習8|背景・結果、因果関係を問う問題| |演習9|比較を求める問題| |演習10|意義を問う論述| |演習10|意義を問う問題| *この講座について [#l570969b] この講座は、 --[通年]9343 テーマ別論述日本史(古代~中世) --[通年]9352 テーマ別論述日本史(近世以降) --[通年]9381 論述日本史演習 の3つの講座のセット講座である。 前半10講は論述初学者向けの「テーマ別論述日本史(古代~中世)」と「テーマ別論述日本史(近世以降)」で構成され、問題は全て井之上先生によるオリジナル問題である。後半10講は、より上級レベルの「論述日本史演習」となり、問題も京大や阪大などの実際の入試問題から出題され、各講四題、計四十題もの入試問題を扱うことになる。前者は時代別に問題が掲載されていて、五講ずつで「古代・中世編」と「近世以降編」に分かれるが、後者は各講古代、中世、近世、近現代からそれぞれ問題が出題される。 この講座は、主に国立大学受験生や論述問題が出題される一部私大受験生向けの、論述対策に特化した講座のため、原則的には日本史の通史を一通り終えている生徒が対象となるが、井之上先生曰く、日本史の知識が不完全な生徒でもむしろこの講座を通じて不足している知識を補っていけるという。実際、テキストには、登場した全ての論述問題において、問題のテーマとなった事柄についての情報を説明するページが用意されており、また、産業や土地制度など、多くの受験生が苦手とする分野に関しては板書なども交えて丁寧に説明してくれる。 テキスト巻末には、東進模試で実際に使用されている厳密な採点基準が掲載されており、加点要素や減点要素も列挙されているので、自らの作成した答案を、かなり客観的に採点することが可能になっている。授業では、論理的な文章の組み立て方や、どのような要素を書けば大きな加点となり、逆にどのような要素は書いても加点になりにくいのかといったこと、また先生の仰るところの「問題文の要求と条件」の見分け方など、論述対策においては必須となるものが説明されている上、論述の対策を進める上で覚えておいた方が良い知識や年号も説明してくれる。 知識を補いながら、日本史論述で必須の基本事項を習得できる講座となっているので、入試で日本史論述が出る場合、特に東大や京大、一橋といったような難関大学を受験する生徒は、過去問対策講座に入る前に(出来れば二年生のうちに)、一旦この講座をとり論述対策の最大公約数となる知識を得てから過去問に入っても良いだろう。