東大日本史 の変更点

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*講座情報 [#l0b6cfa9]
-講座コード
--古代~近世編:1822
--近代・文化編:1881
-担当講師:野島先生
-収録年度:2010年度
-授業回数
--古代〜近世編:90分*20回
--近代・文化編:90分*20回
-確認テスト
--古代〜近世編:20回
--近代・文化編:20回
-講座修了判定テスト
--古代〜近世編:4回
--近代・文化編:4回
-レベル:9~10
-キャッチコピー:東大日本史の完全克服に不可欠な覚悟・実力・戦略、そのすべてを体得しよう!
-対象学年:高3・高卒生
-講座の対象:日本史選択の東大受験生。既習・未習は問いません。論述問題とは“基本”とほぼ同義だからです。
-講座の目標:東大日本史の完全克服に不可欠な覚悟・実力・戦略、そのすべてを体得すること
-学習項目:[1]東大日本史の過去問(過去30年分以上の問題から選択)、[2]出題者を想定した東大密着型予想問題、を題材にして、「東大日本史」を徹底的に研究します。
-学習内容:未記載
-受講上の注意:未記載
-必須講習講座:なし
-事前受講講座例:[[新 スタンダード日本史B>新 スタンダード日本史B]]、[[ハイレベル日本史B>ハイレベル日本史B]]、[[スタンダード日本史B PART1/PART2>スタンダード日本史B PART1/PART2]]
-予習の仕方:未記載
-復習の仕方:未記載
-講座の構成:
--古代~近世編
|講数|内容|h
|1-1|演習1・演習2+基本の整理1・2(縄文文化と弥生文化~ヤマト政権)|
|1-2|演習3・演習4・演習5+基本の整理2・3(ヤマト政権~律令国家の形成)|
|1-3|演習6・演習7・演習8+基本の整理3~5(律令国家の形成~平城京の時代)|
|1-4|演習9・演習10・演習11+基本の整理4~6(律令システム~平安朝廷の形成)|
|1-5|演習12・演習13・演習14+基本の整理6・7(平安朝廷の形成~貴族政治の展開)|
|2-1|演習1・演習2+基本の整理1・2(武士の成長と平氏政権~鎌倉幕府の成立)|
|2-2|演習3・演習4+基本の整理2~4(鎌倉幕府の成立~元寇と幕府の衰退)|
|2-3|演習5・演習6・演習7+基本の整理4~6(元寇と幕府の衰退~室町幕府)|
|2-4|演習8・演習9+基本の整理6~8(室町幕府~中世の対外関係)|
|2-5|演習10・演習11+基本の整理6~8(室町幕府~中世の対外関係)|
|3-1|「平和」の確立と主従関係|
|3-2|幕藩制社会の確立|
|3-3|海禁体制の構築|
|3-4|幕藩制社会の展開|
|3-5|幕藩制社会の動揺|
|4-1|公的支配とその動揺|
|4-2|農業生産力の増大|
|4-3|統一的システムの形成|
|4-4|支配体制と経済成長|
|4-5|商品流通の深化|

--近代・文化編
|講数|内容|h
|5-1|立憲政治の導入|
|5-2|立憲政治の形成|
|5-3|立憲政治の展開|
|5-4|立憲政治の動揺|
|5-5|立憲政治の再生|
|6-1|演習1+基本の整理1~5(外圧の激化~明治初期 国境の確定)|
|6-2|演習2・演習3+基本の整理6~11(初期議会~日清戦争と下関条約)|
|6-3|演習4・演習5+基本の整理10~16(1870~80年代の半島情勢~第一次世界大戦と日本)|
|6-4|演習6・演習7+基本の整理17~23(新しい国際秩序の形成~戦局の悪化)|
|6-5|演習8・演習9+基本の整理22~27(日本の南進と太平洋戦争~朝鮮戦争と講和)|
|7-1|演習1+基本の整理1~5(不平等条約と自由貿易の開始~松方財政と民権運動の激化)|
|7-2|演習2+基本の整理5~9(松方財政と民権運動の激化~鉄道・重工業・財閥)|
|7-3|演習3+基本の整理9~13(鉄道・重工業・財閥~社会運動の拡大)|
|7-4|演習4+基本の整理13~17(社会運動の拡大~高橋財政から総動員体制へ)|
|7-5|演習5~演習7+基本の整理17~21(高橋財政から総動員体制へ~特需景気)|
|8-1|演習1+基本の整理1~12(縄文文化~弘仁・貞観文化)|
|8-2|演習2+基本の整理13~24(貴族政治の展開~北山文化)|
|8-3|演習3+基本の整理25~37(下剋上の世へ~元禄文化)|
|8-4|演習4+基本の整理38~49(幕政の改革~明治期の文化)|
|8-5|演習5~演習7+基本の整理50~59(第一次世界大戦と日本~占領期の文化)|

*この講座について [#w8a4f4ca]
この講座は、「東大日本史 古代~近世編」が
--[通年]1794 東大日本史Ⅰ 古代 政治と外交
--[通年]1819 東大日本史Ⅱ 中世 政治と外交
--[通年]1846 東大日本史Ⅲ 近世 政治と外交
--[通年]1834 東大日本史Ⅳ 古代~近世 社会と経済

の4つの講座のセット講座、「東大日本史 近代・文化編」が
--[通年]1851 東大日本史Ⅴ 近代 政治
--[通年]1965 東大日本史Ⅵ 近代 外交
--[通年]1976 東大日本史Ⅶ 近代 経済
--[通年]1981 東大日本史Ⅷ 文化

の4つの講座のセット講座である。
全講で40講(料金は2講座分)。野島先生は自身も東大文学部卒、奥さんは東大教授の加藤陽子氏であり東大における日本史の研究者を知り尽くしていると言って過言ではなく、したがってこれ以上ない東大日本史対策の授業となっている。毎回1~3題の論述問題を扱う。東大の過去問以外にも東大院生が作った本番密着型予想問題や、根本の理解の確認に不可欠と感じた場合、一橋大や早慶などの過去問を改題として使用することもある。論述問題の解答解説のみならず、日本史の基本事項も確認できる。またテキストも非常に良質であり、師の「新スタンダード日本史B」のテキストに載っている「解説」のページがそのまま掲載されており、さらには大量の基本的な論述問題(過去問ではない)がついており、これを解くだけでもかなり勉強になる。またテキストはカラー刷りになっていて、初回の授業でこれについて語る先生の姿は微笑ましいものであった。また東進の弱点である「修了判定テスト」に解説がついていない、という点もこの講座では克服されている。「修了判定テスト」に毎回解説プリントがついており、復習のしやすさ、という点でもこの講座は群を抜いていると言えるだろう。さらにテキストには、東大日本史の出題分析表なども載っており、東大を日本史で受験することを考えている人にとっては必須の講座である。
東大志望者は、師の作った解答速報(東進)と駿台の福井紳一師の作った青本や駿台の塚原哲也師が作成した赤本を照らし合わせながら勉強しよう。
なお、学研プライムで最新傾向を取り入れた東大対策の映像授業、及び季節講習の生授業が受けられるので、要検討。
ボリュームは東進講座の方が豊富であり、質は学研プライムがよりブラッシュアップされている傾向にある。