よくあるQ&A のバックアップ(No.24)


全科目共通

+  ○○先生の講座と△△先生の講座の違いや特徴を教えてください
  • ○○先生の講座と△△先生の講座の違いや特徴を教えてください
    (ex. 大西先生のトップレベル化学と鎌田先生のハイレベル化学の違いなど)

結論から言うと、「体験授業を受けるのが1番手っ取り早い」。
講師というのは受講者によって合う合わないが必ず存在するため、他人に聞いた特徴だけで判断するのは難しいし、他人の主観のみで決めるべきではない。東進では、担任に言えば各講座の1コマ目は体験授業を受けることができる(できないならその校舎はブラック)ので、自分の目で、どのような講師でどのような授業を展開していくのかを確かめた方が遥かに手っ取り早い。「百聞は一見にしかず」である。

 
+  東大志望で東大対策系の講座をとるか特進の授業を受けるべきか
  • 東大志望で東大対策系の講座をとるか特進の授業を受けるべきか

このような質問をするということは、特進の校舎へ比較的簡単に通える場所に住んでいると思われるので、特進に通うことを推奨する。

+  講座の受講期限はいつまでか
  • 講座の受講期限はいつまでか

契約上は11月末までだが、次年度契約をすると2月末までのびる。(しなくても伸びることが多い)。ただし、受験学年が後期試験を受ける場合は、担任に申請すれば3月末まで受講可能。

数学

+  数学ぐんぐん[基本編]応用編数学の真髄、どちらを取るべきか

《授業方針》
ぐんぐん:基本を一定量掘り下げ、別解などで様々な考え方に触れる。問題量が多めで情報量が多く、大事なものを口頭でサラッと説明することがある。問題は本質的なものを学ぶための問題。良問を深く掘り下げる。
真髄 :基本を深く丁寧に掘り下げる。別解を多くは言わないけど式や数字の持つ意味を深く掘り下げる。考え方をこと細やかに掘り下げる。具体例を多用する。

《それぞれの対象者》
ぐんぐん基本:教科書レベルの確認を行いたい人。教科書レベルを高対や独学でやった人、進学校ではない人
ぐんぐん応用:今まで能動的に思考してきた人
真髄 :今まで受動的に解法暗記をしてきた人(すなわち、数学の勉強法を間違っていた人)
《それぞれのレベル》
ぐんぐん基本:青チャート例題レベル
ぐんぐん応用:1対1対応の演習の例題レベルから新スタ演やプラチカの難問、スタンダード数学(数研出版)のBレベルまでの問題
真髄:
ぐんぐん応用編とあまり対象レベルは変わらないが、真髄の方が少し下である。どちらも網羅系(総合的研究等)orぐんぐん基本orテーマ数学(or受験数学応用)をやってから受講すべき

《まとめ》
両者とも良講座だが先生の合う合わないがあるので一度体験受講することをお勧めする。数学特待などで両方取りたい人は、「ぐんぐん(基本編)→真髄→ぐんぐん(応用編)」とやってみることを勧める。そうすると、東大対策数学(長岡師)にもついて行きやすいと思う。
基本編と真髄が同レベルとパンフレットには載っているが真髄の方が確実にレベルは上である。(とはいえ、一部ぐんぐん基本編と真髄とで同レベルの内容も存在する。つまり、真髄はぐんぐんの基本編と応用編の架け橋となるようなレベルである。)

国語

+  過去問演習講座京都大学現代文解説講師について

2013〜2019年度分は板野先生から林先生に置き換えられるとの噂があるが、現時点では置き換えられていない。2020年度分は輿水先生が担当している。置き換えられるとしても、少なくとも今年度中に完全に置き換えられることはないだろう。

英語

理科

+  物理の講座はどれを選ぶべきか
  • 物理の講座はどれを選ぶべきか

物理の講座は「スタンダード物理」、「難関物理」、「ハイレベル物理」、「トップレベル物理」、「東大対策物理」が存在する(「新 ベーシック物理」、「新 スタンダード物理」、「難関大物理」も存在するが、いずれも古すぎるため、橋元先生の講座がいいという人以外はおすすめしない)。

まず、物理を高校でやってきたが定期テストで点が取れないor点は取れたが一夜漬けのためほぼ忘れたという人は、「スタンダード物理」をおすすめする。宮内先生の講座とやまぐち先生の講座それぞれあるが、宮内先生の講座はMARCHレベルまで、やまぐち先生の講座は先生と相性が合えば一応東大レベルまで対応可能。学校の定期テストで全然点数が取れない場合、やまぐち先生の方は消化不良を起こす場合があるので、宮内先生の方を勧める。定期考査では平均点は取れるけど実力考査では…という人はやまぐち先生でいいだろう。

一方、「難関物理」は物理がチンプンカンプンという状態で受講するとキツイ。高校の定期試験である程度点が取れる生徒が対象。また、微積分を用いた物理の講座のため、まず数Ⅲの知識が必要。問題のレベルは旧帝のやや難〜難。

ハイレベル物理」は「難関物理」同様、数Ⅲの知識が必要だが、こちらは「難関物理」よりも数学的な素養がないとかなりキツい。数学的な素養が不十分な者が背伸びして受講すると痛い目に合うので注意。そのような者がこの講座を受けたいのであれば、事前に「高等学校対応 理系物理の基礎」を受講しておくことをお勧めする(この講座だけでも旧帝慶應以外は対応可能)。ただし、他の講座は全40コマ(講習除く)であるのに対し、「ハイレベル物理」は全65コマ(高等対応も受けるなら90コマ)と量が多く、1度の受講で内容を理解することが難しいかなりヘビーな講座のため、かなり時間を取られる。従って、他科目に余裕がない場合は避けたほうがいいかもしれない。ただし、理解を深めれば、だいたいの問題が解けるようになると言っても過言ではない。

トップレベル物理」は、「ハイレベル物理」より難しいということが分かれば、対象の学力層は分かるだろう。東大京大慶應などの理系最難関。旧課程講座。

東大対策物理」はハイかトップを受けていない人には勧めない。というか東大京大で満点目指さない限り要らない。こちらも旧課程講座。

まとめると、MARCHレベルを志望する、または定期テストで全く点数が取れないのであれば「宮内先生のスタンダード物理」、それ以上を志望して学校の定期テストで平均点が取れるなら、「やまぐち先生のスタンダード物理」、旧帝大を志望して、数Ⅲの知識があり、定期テストで物理はある程度点が取れるが、他科目は余裕がないのであれば「難関物理」、他科目に余裕があるのであれば「ハイレベル物理」または「トップレベル物理」でいいだろう。