《授業方針》
ぐんぐん:基本を一定量掘り下げ、別解などで様々な考え方に触れる。問題量が多めで情報量が多く、大事なものを口頭でサラッと説明することがある。問題は本質的なものを学ぶための問題。良問を深く掘り下げる。「なぜこうすれば解けるのか」という基本的解法の理論を丁寧に解説し、解法のロジックを重んじる講義
真髄 :基本を深く丁寧に掘り下げる。別解を多くは言わないけど式や数字の持つ意味を深く掘り下げる。考え方をこと細やかに掘り下げる。具体例を多用する。「何故その解法を取ったのか」「何故その処理をするのか」といった発想力をつけさせる講義
真髄 :基本を深く丁寧に掘り下げる。別解を多くは提示しないが数式の持つ意味を深く掘り下げる。考え方をこと細やかに掘り下げる。具体例を多く挙げてイメージの手助けをする。「何故その解法を取ったのか」「何故その処理をするのか」といった数式を言葉として見る力、定義に忠実な発想力を養う講義
《それぞれの対象者》
ぐんぐん基本:教科書レベルの確認を行いたい人。教科書レベルを高対や独学でやった人、進学校ではない人
ぐんぐん応用:今まで能動的に思考してきた人
真髄 :今まで受動的に解法暗記をしてきた人(すなわち、数学の勉強法を間違っていた人)
《それぞれの講座の対象者》
ぐんぐん基本:教科書発展レベルの確認を行いたい人,教科書レベルを高対や独学でやった人,進学校ではない人
ぐんぐん応用:ある程度問題を解けて、解答の構造を説明できる人
真髄:ある程度問題は解けるものの、何故その操作で答えを導けるのかうまく説明できない人
《それぞれのレベル》
ぐんぐん基本:青チャート例題レベル
ぐんぐん基本:青チャートコンパス3〜5が中心
ぐんぐん応用:1対1対応の演習の例題レベルから新スタ演やプラチカの難問、スタンダード数学(数研出版)のBレベルまでの問題
真髄:
真髄:かなり広い。青チャートコンパス2レベルから大学への数学C問題くらいまでか。といっても掲載問題を解けるようにするというよりは、基本的な考え方ができるかの確認のために例題を解いてみるというスタンスなので講義をキチンと咀嚼できれば特に難しくはないと思われる。
ぐんぐん応用編とあまり対象レベルは変わらないが、真髄の方が少し下である。どちらも網羅系(総合的研究等)orぐんぐん基本orテーマ数学(or受験数学応用)をやってから受講すべき
ぐんぐん応用編と真髄は対象レベルはほとんど変わらないが、強いて言えば真髄の方が少し下である。どちらも網羅系参考書(総合的研究等)orぐんぐん基本orテーマ別(or受験数学応用)などで土台をある程度固めてから受講すると良いだろう。
《まとめ》
両者とも良講座だが先生の合う合わないがあるので一度体験受講することをお勧めする。数学特待などで両方取りたい人は、「ぐんぐん(基本編)→真髄→ぐんぐん(応用編)」とやってみることを勧める。そうすると、東大対策数学(長岡師)にもついて行きやすいと思う。
両者とも間違いなく良質な講座である。その為に最終的な講座選択のやり方としてはどちらも体験受講をしてみて、講義の進み方や講師が自分に合っていると感じられた方を選択するのがベストと思われる。数学特待などで両方取りたい人は「ぐんぐん(基本編)→真髄→ぐんぐん(応用編)」というルートを推奨する。
基本編と真髄が同レベルとパンフレットには載っているが真髄の方が確実にレベルは上である。(とはいえ、一部ぐんぐん基本編と真髄とで同レベルの内容も存在する。つまり、真髄はぐんぐんの基本編と応用編の架け橋となるようなレベルである。)
パンフレットには基本編と真髄が同レベルと載っているが真髄の方が確実にレベルは高い。(とはいえ、一部ぐんぐん基本編と真髄とで同レベルの内容も存在するので、真髄はぐんぐんの基本編と応用編の架け橋となるような立ち位置と言える。)
ぐんぐん応用と真髄とで迷っている人は「ぐんぐん応用で自分は基本を身につける能力があるか?」などを問うと良い。上の対象者に書かれている通り、今までの数学に対する姿勢などが影響するので、相性は千差万別である。
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