東京大学 のバックアップ(No.7)



  • 東大特進コースに通年で参加する科目は、わざわざ講座を取る必要はないかも。通常の講座は必要最小限にとどめて、特進の予習・復習をきっちり進めるのもひとつの手。『東大対策~』系講座は、LIVE授業に参加できない首都圏、関西圏以外の受験生のための演習講座と考えた方がよい(数学、日本史除く)。
  • 地方の衛星予備校に通っていて、特進の授業が受けられないなら、通期の講座を受けよう。
  • 過去問演習講座 国公立二次・私大対策は、特進のLIVE授業に参加するなら取るメリットはほぼ0(講師に質問もできるし添削も頼める)。
    • →過去問の添削など講師に頼めないことは明らかである。特進生の中にも解説授業目当てで過去問演習講座をとる人は一定数いる。ただし添削は当てにならない、というよりただの“採点“だと思っておいたほうが良い。コメントは書いてくれるが、あまり参考にならないことが多い。
  • 過去問演習講座 センター対策を取るメリットはほとんどない。東大入試はセンターの配点が少ない上に、東大を志望するような生徒にはセンター解説授業などのコンテンツは不必要。
  • 文理問わず、東大対策においては「受験数学」シリーズは不要であろう。1つ1つの問題に1対1対応するような学習では根本的な対策とはならないからである。また、「東大」の名を冠する仕上げの講座については、通期ではなく特待生制度を利用して東大特進の力を借りる方が個人的に金・内容ともに1番得するであろうと感じるので、担任に通期のものを勧められたら東大特進の受講を相談してみるのも良いだろう(有難いことにt-POD開講しているものが殆どである)。
  • 宮嶋先生の講義は競技数学寄りの講座なので宮嶋ルートは恐ろしいまでの『数学オタク』以外は受けてはならない。常人的数学好きは青木ルートか長岡ルートを進むと良い。
  • 東大の古文漢文は下手するとセンターより易しい場合もあるので、学校の授業が信頼できるなら「授業+過去問」で十分対応可能。傾向を掴んだり、演習量を確保するために、適宜特進の授業を取ると良い。
  • 理科地歴は東大特進コースに参加するなら『東大対策』系講座の受講はあまり必要ないだろう。
  • 世界史は、担当講師の二人ともGOD級なので新年度プレ講座or体験授業を受講してしっくりきた方を取ると良い。「通史に不安があるけど15万かかるのはさすがに...」といった人は「荒巻の新世界史の見取り図」(東進ブックス)の精読でも代用可能。
  • 日本史は、特進に通年で参加するなら東大日本史を取る必要性はゼロ。通史固めには副教材の日本史ハンドブックを活用しよう。