九州大学
Tue, 09 Mar 2021 02:49:21 JST (1354d)
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- 英語/『難関国公立大英語』or『難関国立大総合英語』or『入試英語@勝利のストラテジー』or『飛翔のための英文読解講義(応用)』(or『九大対策英語』)
- 数学(文系)/『テーマ別数学Ⅰ・A/Ⅱ・B』or『受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(難関)』or『数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART1/PART2』
- 数学(理系)/『テーマ別数学Ⅰ・A/Ⅱ・B』+『テーマ別数学Ⅲ』or『受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(難関)』+『受験数学Ⅲ(難関)』or『数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART1/PART2』+『数学の真髄-基本原理追究編-理系』(or『数学ぐんぐん[応用編]』+『微積もぐんぐん[理系微積分+α]-応用編-』)
- 現代文/『入試対策:センター試験対策現代文(90%突破)』→『現代文記述・論述トレーニング』
- 古文/
- 漢文/
- 小論文/
- 物理/『難関物理 PART1/PART2』or『スタンダード物理(やまぐち先生)』(or『ハイレベル物理 力学/電磁気学/熱力学・波動』)
- 化学/『ハイレベル化学 PART1/PART2』or『難関化学 PART1/PART2』or『スタンダード化学 理論化学/理論・無機化学/有機化学』
- 生物/『ハイレベル生物 Part1/Part2』or『難関生物 PART1/PART2』or『スタンダード生物 Part1/Part2』
- 世界史/『スタンダード世界史』
- 日本史/
- 地理/
- 九大は他の旧帝大と比較すると問題の難易度は低く、(難関大での)基本問題を正確に解く力が必要である。ただ、2021年度入試では英語が急速に難化し、また理系数学も難化傾向にあるので、基本問題が解けるだけでなく少々レベルの高い問題が解ける訓練も必要になりつつある。
- どの学部も共通テストの配点がそこそこ高く侮ることはできない。そのためどうしても形式が苦手だという人は『過去問演習講座 大学入学共通テスト対策』の受講を検討しても良いかもしれない。
- 二次試験では文学部には社会が1科目必要であり、経済学部経済工学科には現代文が必要な代わりに理科が不要である。また共創学部では理系文系問わず受験可能であり、二次試験は数1A・2B、英語、小論文となっている。
- 英語は他の旧帝大が長文読解問題を2題出題するのに対し、九大はほぼ毎年3題出題されるため全体の量はやや多め。しかし難解な構文や書きにくい英作文は出題されにくいので、『飛翔のための英文読解講義(応用)』より『難関国立大総合英語』の方が良いであろう。ただ『難関国立大総合英語』は収録がかなり昔なため、近年収録された『難関国公立大英語』を選ぶのもアリだが、九大のレベルを完全に超えているため英語が苦手なら避けるべき。
...ところが、2021年度の試験で大きく傾向が変化し、全問英問+長文一題が英答かつ全問記述+自由英作+条件英作となりかなり難化した。講座選びは慎重に。これも4技能重視の影響か。
- 文系数学は理系数学と異なり高難度の問題は出題されにくい。比較的数学ができる文系受験者なら数学は取らなくても良いかもしれない(余談だが、筆者の知人で九大文系に合格した全員が文系数学はセンターレベル+α程度の難易度と言っていた)。数学が苦手な人は金銭面・時間・他科目との兼ね合いを考慮して講座を取るようにしよう。
理系数学では数年に一度難易度が急激に高くなる(特に2019年)傾向にある。理系数学はここ近年難化傾向にある。特に2019の大問5のような難問や2021に見受けられた全体難の傾向のような年もある。『受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(応用)』+『受験数学Ⅲ(応用)』、『受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(難関)』+『受験数学Ⅲ(難関)』よりも『テーマ別数学Ⅰ・A/Ⅱ・B』+『テーマ別数学Ⅲ』や『数学の真髄 文理共通』+『数学の真髄 理系』の方がオススメである。『数学ぐんぐん[応用編]』+『微積もぐんぐん[理系微積分+α]-応用編-』でも構わないが、こちらは医学部医学科向けである。他の学部学科の場合は相当数学が得意でない限りオーバーワークなので注意。
また、近年の難化傾向の中でも特に複素数平面の難易度が高い。8割以上の高得点を目指すなら、東進の講座のみならず自主的に複素数平面の問題に取り組む必要がある。
- 現代文は近年記述量が増えてきているので対策は必須。
- 理科は全体的に難易度は高くないが、化学の大問が5個/生物が5or6個あり、物理の問題文が比較的長いため、全体的に量が多い。また生物が近年難化傾向にあるため、よっぽど生物が苦手でなければ『ハイレベル生物』or『難関生物』を推奨する。