九州大学 のバックアップ(No.3)



  • 九大は他の旧帝大と比較すると問題の難易度は低く、(難関大での)基本問題を正確に解く力が必要である。
  • どの学部も共通テストの配点がそこそこ高く侮ることはできない。そのためどうしても形式が苦手だという人は過去問演習講座 大学入学共通テスト対策の受講を検討しても良いかもしれない。
  • 二次試験では文学部には社会が1科目必要であり、経済学部経済工学科には現代文が必要な代わりに理科が不要である。また共創学部では理系文系問わず受験可能であり、二次試験は数1A・2B、英語、小論文となっている。
  • 英語は他の旧帝大が長文読解問題を2題出題するのに対し、九大はほぼ毎年3題出題されるため全体の量はやや多め。しかし難解な構文や書きにくい英作文は出題されにくいので、『西きょうじの飛翔のための英文読解講義(応用)より難関国立大総合英語の方が良いであろう。ただ難関国立大総合英語は収録がかなり昔なため、近年収録された難関国公立大英語を選ぶのもアリだが、九大のレベルを完全に超えているため英語が苦手なら避けるべき。
  • 文系数学は理系数学と異なり高難度の問題は出題されにくい。比較的数学ができる文系受験者なら数学は取らなくても良いかもしれない(余談だが、筆者の知人で九大文系に合格した全員が文系数学はセンターレベル+α程度の難易度と言っていた)。数学が苦手な人は金銭面・時間・他科目との兼ね合いを考慮して講座を取るようにしよう。
  • 現代文は近年記述量が増えてきているので対策は必須。
  • 理科は全体的に難易度は高くないが、化学の大問が5個/生物が5or6個あり、物理の問題文が比較的長いため、全体的に量が多い。また生物が近年難化傾向にあるため、よっぽど生物が苦手でなければハイレベル生物or難関生物を推奨する。
  • 物理に関してはハイレベル物理は数学と物理が得意かつ他科目に余裕がある向けである。難関物理に関してもかなりオーバーワーク気味であることに注意。