特設単科 のバックアップ(No.7)


概要

主に講師によるオリジナル講座のことを指す。難度別システム英語や受験数学のような講座に比べ、講師によって製作される部分が多い(そのため、テキストのレイアウトが様々)。英語や国語は、講座名の前に「○○(講師名)の」という文言がつくことが多く、担当講師が東進を去るとその文言は外れる。数学も、以前の特設単科は講師名が付いていたが、現在の特設単科に講師名が付いているものはない(ぐんぐんも、昔は「長岡恭史の数学ぐんぐん[Ⅰ・A/Ⅱ・B]-初級から中級そして上級へ-」という名前だった)。
英語は特設単科が多いが、それ以外の科目は少なめ。特に理科社会は歴代でもほとんどない。

歴史

東進では講師が自慢であったため、かなり早い時期から特設単科を開講させていた。
1990年代前半のまだライブ授業がメインだった頃、特設単科は夏期と冬期の講習講座として開講されていた。この頃は所属しているほぼ全ての講師が特設単科を開講しており、普通の講師は1講座、人気の講師は2講座~3講座開講されていた。世界史講師の鈴木悠介先生のブログに当時のパンフレットが詳しく掲載されている(こちら)。
1990年代後半になると、映像授業がメインになり、この頃から特設単科通期講座に変わるとともに、映像収録される講座とされない講座が出てきた。出口先生永田先生などの人気講師の講座は収録され、当時は人気が微妙だった林先生の講座「林修の現代文の正統」などは収録されていなかった。この頃は「1人の講師につき、1科目当たり通期講座2講座まで」という制限が設けられていた。そのためどんなに人気でも2講座までが限界だった。なお、この頃出口先生は驚異の現代文・驚異の現代文(基礎編)・驚異の小論文の3講座を担当していたが、現代文と小論文は別科目であるため、この制限から逸脱はしていない。
2004年の後半になり、旧々課程から旧課程に移行し、講座を撮り直すにあたって、上記の制限が撤廃された。理由はいくつか考えられるが、長岡先生がぐんぐんを基本編と応用編に分離させたことや、2005年から移籍してきた今井先生がA組・B組・C組の3講座の設置を要望したことが主な原因であると考えられる。このため本部の許可が下りれば無制限に特設単科を増やせることになった。それにより安河内先生が「Tetsuya Yasu-coach's Top Level English」を、横山先生が「横山雅彦のロジカル・リーディング入門」を開講した。出口先生が「出口汪の新驚異の論理力強化トレーニング」シリーズを4講座開講して最多6講座になった。その後2015年より西先生が移籍し、最終的に7講座まで受け持つようになった(西先生の場合は難度別システム英語が4技能試験対応への移行から新規収録が出来なかったため、特設単科で対応せざるを得ない部分もある)。その西先生が2021年に契約解除・出口先生が2019年度をもって東進を去られたため、現在ではE組を開講した今井先生が最多となる通期講座5講座となっている。なお、通年講習まで含めると青木先生の数学の真髄シリーズが最多となる。
旧課程より、数学では特設単科の講座名にに原則講師名が入らないようになった。沖田先生の担当講座のみ講師名が講座名に入っていたが、現行課程に移行するに当たり改訂されずに廃止されたため、現在では数学の特設単科の講座名にに講師名は入っていない。

特設単科一覧

英語

数学

国語

社会

昔の特設単科(一部)

※講座名が同一の夏期・冬期講習を除く

英語

数学

  • 志田 晶
  • 長岡 恭史
    • 長岡恭史の数学ぐんぐん[Ⅰ・A/Ⅱ・B]-初級から中級そして上級へ-
    • 長岡恭史の微積もぐんぐん[理系微積分+α]-初級から中級そして上級へ-
  • 沖田 一希
    • 沖田一希のすらすら解ける数学Ⅰ・A/Ⅱ・B
    • 沖田一希のうきうき解ける数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(夏期)
    • 沖田一希のどんどん解ける数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(冬期)
    • 沖田一希のすらすら解ける数学Ⅲ・C
    • 沖田一希のうきうき解ける数学Ⅲ・C(夏期)
    • 沖田一希のどんどん解ける数学Ⅲ・C(冬期)
  • 湯浅 弘一
    • 湯浅弘一のスキル数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bゼミ
    • 湯浅弘一のスキル数学Ⅲ・Cゼミ
  • 大上 芳樹
    • 大上芳樹のサクセス・ロード数学Ⅰ・A/Ⅱ・B

国語

理科

社会

  • 斎藤 整
    • 斎藤整のヨコから見る世界史ゼミ
    • 斎藤整のタテから見る世界史ゼミ(夏期・冬期)
  • 横田 伸敬
    • 横田伸敬の『いやでも解けちゃう日本史公式解法ゼミ』
  • 金谷 俊一郎

など