栗原 隆 のバックアップ(No.20)


栗原 隆(くりはら たかし)先生は、東進ハイスクール古文科講師。元駿台予備学校古文科講師。

人物

神(GOD)である。群馬県出身。同志社大文学部、國學院大文学部卒業。國學院大學博士課程中退。東進には2012年度から在籍。61歳。ここまでいいかな?
古文学習の第一歩から東大対策まで幅広いレベルの講座を担当。東大のみならず、私大のトップレベルの講座も担当なさるが、特に国公立志望者から多くの支持を受け、東大特進コースも担当している。

自分のことをおじさんと呼ぶファンキーなオジサマ。よく下ネタを言い、チャイムのことをゴング、授業のことをラウンドと呼ぶ。ここまでいいかな?

直前期に公開される激励メッセージでは道着を身にまとい、開幕板割り×4、途中バットを回し蹴りでへし折り、最後には瓦割を披露している。2018年度は以前に比べてより凝った演出になっていた。東進本部側もこれはこれで面白いと考えているのだろう。2019年度からはさらに凝った演出になっており、教室の風景が出てこない(唯一グリーンバックで撮影している講師だろう)。合成もされており、かなり変わった激励メッセージになっている(めちゃくちゃ面白い)。動画はこちら
このことについて、師の参考書(『古文単語教室』)のなかでネタにしている。
2021年度にはオープニングまで作られ、更に壮大な物となった。ここまでいいかな?

師のテキストは秀逸。テキスト後半に重要単語から文法・古文常識まで様々な知識事項が網羅されている。いわゆる受験テクニックは用いず、真っ当な古文の読み方を教えてくれる。

ちなみに駿台では長髪にバンダナを巻いた格好で授業をされていた。当時を知る人が今の師を見ると、そのイメチェン振りに驚かされる。当時の画像がこちら

以上のようなキャラの濃さからは考えられないほどに授業は丁寧に行われる。その授業スタイルは、駿台古文科の重鎮、関谷浩師と秋本吉徳師の両方のスタイルのいいとこどりと言われていたらしい。本文通読では、生徒と同じ視点で読まれる。また、問題解説では、論理的に説明した上で解答を導き出される。そのため、授業が終わるころにはわからないところはほとんどなくなる。ここまでいいかな?

授業は独特の調子で行われるため、受講を始めて最初の方は合う合わないの差が大きい。おおむね、教養がある頭の良い生徒からの受けは良いが、普通の高校生にはややアカデミックなのが要因かもしれない。ただ、最後まで受講を続けると、いやでも師の独特のリズムが頭に残るため、暗記するのが苦手な人にはもってこいの講師である。

「はいどっこいしょぉ」
「こっこまーでいーかな」
「わかったら書くぅ、つかんだら蹴るぅ」
「にゃおーん」
「(注を書きながら)はじめての注♪」
「(単語を書きながら)黒猫の単語♪」
「相手は~何を~狙ってる♪」
「ガンダムのプラモは足から組むんです」
「てむてきてーけりてましてけむてば♪」
「活用ォ接続意味ィ♪」
「君たちのbadをこのバットに込めます」
「あんあんあんあーん」(撥音便が出た時)
「はぃぃやぁぁぁー!!!」(瓦を割る時)
「いつやるか?後でしょ。(ニヤリ)」
「人間なんてらりりるれれ〜ーーー」

担当講座

講師紹介動画





*1 改訂前講座