おすすめ講座 のバックアップ(No.68)


講座選択について

  • 本ページは本人のレベル・志望校に合わせた講座について、オススメ講座を記述している。ただし、特に主要教科の基礎の段階では必要十分であろう内容は共通しており、志望校に依らない場合が多い。さらに、本ページはあくまで様々な人の感想であり、その意味ではクチコミである。各々環境も成績状況・志望校も異なる。また、たとえ志望校が同じであろうと、到達度合いも異なれば得意不得意も異なる。よって本ページでは基礎の段階では志望校によって区分はしないこととする。
  • 大切なのは「自分の志望校に向けてどのような能力が必要なのか」、「自分は最終的に何を学びたいのか」などを考え、得意不得意や現状を客観的に分析し、現時点で何が必要であるか判断することである。そのためにこのページを判断の一つの目安として頂きたい。
  • 理系について、講座選択のために以下のような枠組みで科目の順位を付ける。金銭的な制限もある人もいるであろうから、以下のことを参照してみても良いであろう。
    • 重要な科目である順序は「英語≧数学>理科>>国語>>社会」である。特に英語・数学の試験のない大学はある程度以上では珍しい。英語は文系も必須であると言っても過言ではない。よって以上の順位であろう。
    • また物理・化学選択者について、参考書内容での代用の難しさは「物理>>数学>>現代文>>化学・英語・古典」である。

英語

おすすめ講座

前提として、英語は他の科目と比べて学習する順序が講師によって異なることが多少ある。本項では最も一般的な学力別の学習事項を挙げているが、学習内容はこの順番でないこともある。(例えば今井先生西先生は文法を習得するためにあえて学習の初期段階から英作文を指導しており、難関大英単語集中講義1~4やダイナミック英文法では、一般に学習の初期に教わる文法や単語をある程度基礎力がついた段階で学習する。)勿論講師が絶対に正しい訳でも無ければ一般的な学習順序が必ず正しいと言い切れる訳でもない。
そもそも、講座順序を公言する際に講師は全ての講座の順序を並び替えているので、講座数が変われば順序が必ずしもこの順序でないことも分かるだろうし、他の講師の授業を見ている訳でもないので、他の講師の講座を公言するわけもないことは分かるであろう。(それにも関わらず、本ページの編集を行う際に、それにこだわってしまう人もいるのは事実であろう。))例えば、西先生は自分の講座を説明している動画があり、そのコメント欄を見れば分かると思うが、自分の講座についてのおすすめルートを書いていても、人によっておすすめしているルートが異なっているので、1つの考えに固定しない方が良いのも分かるであろう。

「講座選択について」でも記述したように、様々な事情を考慮して講座選択をするといいであろう。

共通テスト~50%

  • システム英語文法編Ⅰ〜Ⅲのどれか or 英語E組 → システム英語構文編Ⅱ〜Ⅲのどれか or 英語D組 → 英語C組 or システム英語文法編Ⅳ→ 偏差値アップ (or 飛翔のための英文読解講義(基礎))
    • この段階では、英単語、英熟語、英文法など、英語の基礎知識の学習の重要度が高い。
    • 英語が苦手な人・モチベーションが低い人は、まずは英語の大まかな内容を掴むため、上記のような分かりやすくてモチベーションの上がる講座が良い。
    • 飛翔のための英文読解(基礎)は上記講座で余裕を感じた場合に受講するのもアリだろう。ただし、このレベル帯では英文法の基本を身につけることが最優先であり、偏差値アップでそれらの文法を読解で実際に気にどのように生かされているかを確認し、構文Ⅳ(福崎)や飛翔(標準)で基礎的な構文の力を習得する方が良いであろう。しかし、50〜70%帯で構文を身につけた後で実際にどのように応用すべきかが理解できていない場合には飛翔(基礎)に戻るのも良い。つまりこのレベル帯ではとにかく構文の応用よりも文法を習得し、構文の習得へと進むことが重要であろう。
    • 難関大学志望者はこのレベル帯で構文Ⅰ〜Ⅲが不要。ただし、渡辺コースは構文Ⅲで良い。

共通テスト50~70%

共通テスト70%〜、英語の基礎が固まった難関大志望者

英語の得意な最難関大志望者

数学

未習分野を先取りする場合

  • 高等学校対応 数学
    • 補助教材として『総合的研究 数学』(長岡亮介著)を推奨する。授業と合わせて参照したり、問題を解いたりしていくと良い。
      • また、数学が苦手でない人はわざわざ受講する必要がなく、『総合的研究 数学』を進めれば良い。
    • 数学特待受講者はどんどん進めていくと良い。単元が進むうちに理解できたり、全体を学び終えた後で見えてくるものもある。ただし、数学特待でも高校数学(特にⅡB)で、今までよりもわかったという感触が無ければ、復習をすべき。
    • 数学が不得意な人は、「急がずに復習をしっかりする」or「大まかにまず1周触れる→細かい所にまで気を回す」の2通りの方法があるだろう。数学は積み重ねの性質が強いので、既習範囲が疎かなまま突き進むのは危険ではある。ただし、数学が苦手な者は初めから細かい所にまで気を向けると情報量的に処理が追いつかないので、比較的基礎のまとめになっている高等学校対応 数学を早めに回すのも手である。(どのレベル帯でも戦略的撤退もまた大事である。)苦手意識の原因が単に理解できる所を理解する作業をしていないのか、そもそも理解が追いつかないことなのかによって戦略を変えよう。

既習だが、基礎問題がうまく解けない人

  • 補助教材として『総合的研究 数学』(長岡亮介著)を推奨する。授業と合わせて参照したり、問題を解いたりしていくと良い。
  • 学校の教材をきっちりこなしてきた人は、そちらを合わせて読み込む・解くのでも構わない。

既習だが、標準〜発展問題までを固めたい人

  • 数学が得意ではない場合は、下記講座よりもここら辺から始めることを勧める。
  • 今後長岡先生青木先生の講座を受講することを検討している場合、ぐんぐんがオススメ。
  • また、理解の抜けを防ぐためにも、『総合的研究 数学』(長岡亮介著)の読書をしていくと良いであろう。難度が上がるほど、基本は大事になってくる。もちろん、理解不足の部分や解けなそうな問題に関しては実際に解くと良いであろう。
  • 受験数学シリーズは担当している講師が3名いるので、体験授業をして決めよう。
    以下、それぞれの受験数学の特徴
    • 志田先生
      スライドなどをもちいてわかりやすく説明なさる。又テキストでは受験数学で唯一、問題の出典大学が記載されている。難易度的には一番優しい。応用は大吉先生志田先生の講座、難関は主に志田先生のものをとっている人が多い印象がある(志田先生はテーマ別数学も担当されており、東進のレベル的には同じなので、体験受講してみるとよい)。
    • 大吉先生
      受験数学のなかで一番難易度が高い。なので高等対応数学で大吉先生に好印象を持った後に応用をとり、消化不良に陥る人が多いんだとか。ちなみにこの講座では大吉先生の燃やしちまえ発言が2回聞ける。ガンダムやウルトラマンで物事を例えるほほえましい光景なども多々見れるので、大吉信者(大吉先生の参考書や受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(基礎)をうけた、すなわち高等対応数学以外でも大吉先生にお世話になった人のことを指す)歓喜の講座である。しかしこの講座は厳密な論理性などではなく、少し感覚的(≠適当)に講義が行われるので、合わない人には合わないと思われる。出典も応用で早慶や医科大などから、難関にいたっては東大などの最難関大学から出題され、手ごたえのある問題ばかりである。また、中間/修了判定テストが異様に難しいので、受講するには覚悟が必要な講座である。
    • 松田先生/河合先生
      河合先生受験数学Ⅲ(応用)をとっている人はたまに見かけるが、それ以外をとっている人は少ないと思われる。また講師の癖が強い。河合先生のしゃべり方は人によってうざいと感じてしまう人もいたり、松田先生の言い回しや計算を省く点などは合う合わないと人によって激しく差がある。ただしどちらもいい先生であることは確かなので、(河合先生は微積分に人気があり、松田先生は東大特進で講義をなさる)体験受講をして選ぶべき。
  • 受験数学は講義を行う先生によって特徴がバラバラなので、講座提案表(?)で提案されたものを体験受講もせずにとってしまうと、後悔してしまうケースも多い。
    これはどの講座にとっても共通であるが、必ず一度体験受講をしてからとる講座を決めるようにしよう。(一講座7万円もするのだから、できる限り自分に合うものを選ぼう。)

          
数学のある程度できる最難関大・難関大志望者

  • 数学が得意な場合、この辺りのハイレベルな講座の受講から始めることを勧める。

文系

理系

国語

現代文

現代文については、林先生1強である。

共通テスト70%〜(高1・2生)

共通テスト70%〜(高3生)

古文

古文が苦手な人 or 初学者

上位国公立 or 上位私大志望者

古文のある程度できる難関大志望者

共通テストのみで古文を使う人

  • 吉野先生の講座はただよびでも代用できるものが多くなってきていることに注意。
  • 栗原先生は合う合わないが分かれやすい先生なので、体験授業推奨。
  • 板野先生は、実は現代文より古文の方が評判がいい。

理科

物理

よくあるQ&A」も参照。

化学

生物

社会

文系について

理系について

  • 難関大志望ならばぐんぐん/の受講は合格のための必要条件と捉えてもいい程良質な講座である。
  • 数学のある程度できる難関大志望には受験数学はおすすめできない。『総合的研究 数学』(長岡亮介著)などの参考書でも代用できる他、ぐんぐん/の方が成長の糧となる為無闇に手を出さないでおこう。
  • 東大京大東工大ほか国公立医学部・最難関理系志望生徒の基本的な物理の受講ルートとしては高1/2に理系物理の基礎を受講しその後ぐんぐん/レベルの数学的素養を身に付けた上で、ハイレベル物理/トップレベル物理に進む。高2の冬頃に始めるのがベスト。それ以降だと過去問研究に時間を費やせなくなってしまう。なお、時間がない場合は理系物理の基礎を省略して良い。金銭的な関係からハイレベル物理の受講が難しい場合は難関物理でも対応出来るだろう。また、苑田先生の講義についていく自信が無い場合はスタンダード物理(やまぐち先生)を受講するべき。