おすすめ講座 のバックアップ(No.76)


講座選択について

  • 本ページは本人のレベルや志望校に合わせた講座について、オススメ講座を記述している。ただし、特に主要教科の基礎の段階では必要十分であろう内容は共通しており、志望校に依らない場合が多い。さらに、本ページはあくまで様々な人の感想であり、その意味ではクチコミである。各々環境も成績状況・志望校も異なる。また、たとえ志望校が同じであろうと、到達度合いも異なれば得意不得意も異なる。よって本ページでは基礎の段階では志望校によって区分はしないこととする。
  • 大切なのは「自分の志望校に向けてどのような能力が必要なのか」、「自分は最終的に何を学びたいのか」などを考え、得意不得意や現状を客観的に分析し、現時点で何が必要であるか判断することである。そのためにこのページを判断の一つの目安として頂きたい。時間・金銭・志望校・現在の学力などによってどの講座を優先して取るべきかは人によって異なるので、そのことも考慮した上で講座をスキップしても良い。
  • 理系について、講座選択のために以下のような枠組みで科目の順位を付ける。金銭的な制限もある人もいるであろうから、以下のことを参照してみても良いであろう。
    • 重要な科目である順序は「英語≧数学>理科>>国語>>社会」である。特に英語・数学の試験のない大学はある程度以上では珍しい。英語は文系も必須であると言っても過言ではない。よって以上の順位であろう。
    • また物理・化学選択者について、参考書内容での代用の難しさは「物理>>数学>>現代文>>化学・英語・古典」である。

英語

おすすめ講座

共通テスト~50%

  • システム英語文法編Ⅰ〜Ⅲのどれか or 英語E組 → システム英語構文編Ⅱ〜Ⅲのどれか or 英語D組 → 英語C組 or システム英語文法編Ⅳ→ 偏差値アップ (or 飛翔のための英文読解講義(基礎))
    • この段階では、英単語、英熟語、英文法など、英語の基礎知識の学習の重要度が高い。
    • 英語が苦手な人・モチベーションが低い人は、まずは英語の大まかな内容を掴むため、上記のような分かりやすくてモチベーションの上がる講座が良い。
    • 飛翔のための英文読解(基礎)は上記講座で余裕を感じた場合に受講するのもアリだろう。ただし、このレベル帯では英文法の基本を身につけることが最優先であり、偏差値アップでそれらの文法を読解で実際に気にどのように生かされているかを確認し、構文Ⅳ(福崎)や飛翔(標準)で基礎的な構文の力を習得する方が良いであろう。しかし、50〜70%帯で構文を身につけた後で実際にどのように応用すべきかが理解できていない場合には飛翔(基礎)に戻るのも良い。つまりこのレベル帯ではとにかく構文の応用よりも文法を習得し、構文の習得へと進むことが重要であろう。
    • 難関大学志望者はこのレベル帯で構文Ⅰ〜Ⅲが不要。

共通テスト50~70%

  • (有名大)→(ダイナミック英文法講義)→難度別システム英語 構文編Ⅳ(福崎先生) or 飛翔のための英文読解(標準)
  • この段階では、上記の英語の基礎知識に加え構文の重要度が特に高い。
  • 有名大突破は英語が苦手な人・モチベーションが低い人が読解に慣れるのに適した講座である。
  • ダイナミック英文法講義は英文法の説明がかなり詳しい講座である。他に英文法の講座を受講しておらず、ある程度英文法の基礎が身についている人にはオススメであり、構文よりも前にやるべきであろう。(その方が構文が英文法の英文読解への応用であるという意識付けにもなるし、英文法が完璧な状態で読解へと進めるため。)また、上記対象者以外にも金銭的・時間的余裕がある場合にはオススメであるが、必須ではない。また、上記以外にも(70%〜のレベル帯の講座を終わらせるだけの)余裕がある者はまずは構文を習得する方が優先度が高いため、文法について深く理解することよりも構文Ⅳや飛翔標準より後に受講する方が望ましい。
  • 難度別システム英語 構文編Ⅳ(福崎先生)は文法の復習をしつつ構文の知識を学ぶ講座である。文法知識を読解の中で使う術を身につけることができ、英文が左から右にスムーズに読めるようになる。
  • 飛翔のための英文読解(標準) は構文Ⅳ(福崎)が易しく感じる場合にはこちらが良いであろう。構文Ⅳ(福崎)よりも少しレベルが高め。

共通テスト70%〜、英語の基礎が固まった難関大志望者

英語の得意な最難関大志望者

(参考)各講師別ルート

  • 一部の講師は、講座を収録する際に自分の講座だけで基礎から難関レベルまで対応出来るように講座体系を構成していることがある。ここでは各講師が講座内や自身のブログなどで公言している講座ルートを示す。
  • また、時間・金銭的にもどの講座を優先して取るべきかという問題もあるであろうので、そのことも考慮してスキップしてしまうこともあるであろう。(全員が全部の講座を受講できる訳では無いことは講師側も理解していると思われるし、講師側もプロであるからスキップした先の講座内容である程度満足行くように作られているであろう。)
  • そもそも受講対象者は講座ごとに明記されている。受講対象者のほとんどに効果があるように作られているであろう。よって、受講対象者が決まることによってルートは考えられるわけなので、ルートを意識するよりも対象者であるか否かを見極めよう。(例えば、ダイナミック英文法講義と飛翔読解標準・応用・発展では対象者自体にも被りがある。)
  • 生徒の状況によっては受ける順序が以下のようになるとも限らないだろうし、ルートを設定した講師は他の講師の講座を見ているわけでもなく、ましてや他の講師の講座をおすすめしてくるわけもないであろうことを留意するべきであろう。
  • 自分の受けた講座が良かったとしてもその講師が全てのレベル、全ての分野で優れているとは限らないことも留意すべきであろう。

数学

未習分野を先取りする場合

  • 高等学校対応 数学
    • 補助教材として『総合的研究 数学』(長岡亮介著)を推奨する。授業と合わせて参照したり、問題を解いたりしていくと良い。
      • また、数学が苦手でない人はわざわざ受講する必要がなく、『総合的研究 数学』を進めれば良い。
    • 数学特待受講者はどんどん進めていくと良い。単元が進むうちに理解できたり、全体を学び終えた後で見えてくるものもある。ただし、数学特待でも高校数学(特にⅡB)で、今までよりもわかったという感触が無ければ、復習をすべき。
    • 数学が不得意な人は、「急がずに復習をしっかりする」or「大まかにまず1周触れる→細かい所にまで気を回す」の2通りの方法があるだろう。数学は積み重ねの性質が強いので、既習範囲が疎かなまま突き進むのは危険ではある。ただし、数学が苦手な者は初めから細かい所にまで気を向けると情報量的に処理が追いつかないので、比較的基礎のまとめになっている高等学校対応 数学を早めに回すのも手である。(どのレベル帯でも戦略的撤退もまた大事である。)苦手意識の原因が単に理解できる所を理解する作業をしていないのか、そもそも理解が追いつかないことなのかによって戦略を変えよう。

既習だが、基礎問題がうまく解けない人

  • 補助教材として『総合的研究 数学』(長岡亮介著)を推奨する。授業と合わせて参照したり、問題を解いたりしていくと良い。
  • 学校の教材をきっちりこなしてきた人は、そちらを合わせて読み込む・解くのでも構わない。

既習だが、標準〜発展問題までを固めたい人

  • 数学が得意ではない場合は、下記講座よりもここら辺から始めることを勧める。
  • 今後長岡先生青木先生の講座を受講することを検討している場合、ぐんぐんがオススメ。
  • また、理解の抜けを防ぐためにも、『総合的研究 数学』(長岡亮介著)の読書をしていくと良いであろう。難度が上がるほど、基本は大事になってくる。もちろん、理解不足の部分や解けなそうな問題に関しては実際に解くと良いであろう。
  • 受験数学シリーズは担当している講師が3名いるので、体験授業をして決めよう。
    以下、それぞれの受験数学の特徴
    • 志田先生
      スライドなどをもちいてわかりやすく説明なさる。又テキストでは受験数学で唯一、問題の出典大学が記載されている。難易度的には一番優しい。応用は大吉先生志田先生の講座、難関は主に志田先生のものをとっている人が多い印象がある(志田先生はテーマ別数学も担当されており、東進のレベル的には同じなので、体験受講してみるとよい)。
    • 大吉先生
      受験数学のなかで一番難易度が高い。なので高等対応数学で大吉先生に好印象を持った後に応用をとり、消化不良に陥る人が多いんだとか。ちなみにこの講座では大吉先生の燃やしちまえ発言が2回聞ける。ガンダムやウルトラマンで物事を例えるほほえましい光景なども多々見れるので、大吉信者(大吉先生の参考書や受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(基礎)をうけた、すなわち高等対応数学以外でも大吉先生にお世話になった人のことを指す)歓喜の講座である。しかしこの講座は厳密な論理性などではなく、少し感覚的(≠適当)に講義が行われるので、合わない人には合わないと思われる。出典も応用で早慶や医科大などから、難関にいたっては東大などの最難関大学から出題され、手ごたえのある問題ばかりである。また、中間/修了判定テストが異様に難しいので、受講するには覚悟が必要な講座である。
    • 松田先生/河合先生
      河合先生受験数学Ⅲ(応用)をとっている人はたまに見かけるが、それ以外をとっている人は少ないと思われる。また講師の癖が強い。河合先生のしゃべり方は人によってうざいと感じてしまう人もいたり、松田先生の言い回しや計算を省く点などは合う合わないと人によって激しく差がある。ただしどちらもいい先生であることは確かなので、(河合先生は微積分に人気があり、松田先生は東大特進で講義をなさる)体験受講をして選ぶべき。
  • 受験数学は講義を行う先生によって特徴がバラバラなので、講座提案表(?)で提案されたものを体験受講もせずにとってしまうと、後悔してしまうケースも多い。
    これはどの講座にとっても共通であるが、必ず一度体験受講をしてからとる講座を決めるようにしよう。(一講座7万円もするのだから、できる限り自分に合うものを選ぼう。)

          
数学のある程度できる最難関大・難関大志望者

  • 数学が得意な場合、この辺りのハイレベルな講座の受講から始めることを勧める。

文系

理系

国語

現代文

現代文については、林先生1強である。

共通テスト70%〜(高1・2生)

共通テスト70%〜(高3生)

古文

古文が苦手な人 or 初学者

上位国公立 or 上位私大志望者

古文のある程度できる難関大志望者

共通テストのみで古文を使う人

  • 吉野先生の講座はただよびでも代用できるものが多くなってきていることに注意。
  • 栗原先生は合う合わないが分かれやすい先生なので、体験授業推奨。
  • 板野先生は、実は現代文より古文の方が評判がいい。

理科

物理

よくあるQ&A」も参照。

化学

生物

社会

文系について

理系について

  • 難関大志望ならばぐんぐん/の受講は合格のための必要条件と捉えてもいい程良質な講座である。
  • 数学のある程度できる難関大志望には受験数学はおすすめできない。『総合的研究 数学』(長岡亮介著)などの参考書でも代用できる他、ぐんぐん/の方が成長の糧となる為無闇に手を出さないでおこう。
  • 東大京大東工大ほか国公立医学部・最難関理系志望生徒の基本的な物理の受講ルートとしては高1/2に理系物理の基礎を受講しその後ぐんぐん/レベルの数学的素養を身に付けた上で、ハイレベル物理/トップレベル物理に進む。高2の冬頃に始めるのがベスト。それ以降だと過去問研究に時間を費やせなくなってしまう。なお、時間がない場合は理系物理の基礎を省略して良い。金銭的な関係からハイレベル物理の受講が難しい場合は難関物理でも対応出来るだろう。また、苑田先生の講義についていく自信が無い場合はスタンダード物理(やまぐち先生)を受講するべき。